タイの首都バンコクから約430km離れた未曾有の地方都市「スリン」。象の街としてちょっぴり有名なスリンではあるが、夜遊び・ナイトライフの方も実はかなり充実していた事が判明。
つまりスリンは変態大都会なのである。
そんなスリンのナイトスポット・置屋情報などの詳しい場所・遊び方などを含めて紹介していきます。
MP マッサージ
男性向けのお風呂屋マッサージ「MP」は地方都市になると4つ星以上の高級ホテルに隣接されている事が多い。日本の旅館にはゲームコーナーがあるのと同じようなノリでタイではMPが隣接されるといった仕様なのである。
メモリアル・ホテル MP
薬物中毒のおじさんが運転する三輪自転車「サムロー」に乗ってメモリアルホテルへと向かった。
おじさんは一人でぶつぶつと呟きながら運転する。その間にメモリアーァァァァアールッ! メモリアーァァァァアールッ!と叫びながら運転。完全にイっちゃってるがメモリアルホテルに迷う事なく到着した。
ほう。ここがメモリアルホテルか。
メモリアルホテルはスリンでかつての4つ星ホテルとして運営していたが老朽化が激しく、いつ取り壊されてもおかしない状態なほど古く、そしてダサい。
マッサージパーラーがあるというメモリアルホテルの館内に入るとシーンと静まり返り人の気配がない。 1階にあるフロントに行き声をかけるとカウンターの奥の扉から一人のおっさんが出てきた。
ジジイ「いらっしゃい。」
えなねこ「このホテルにMPがあると聞いたのだが、どこにあるんだ?」
ジジイ「この建物の裏手にあるぞ。」

えなねこ「この貼ってあるのがそうなのか?」
ジジイ「それはカラオケ嬢。MPとは別。」
えなねこ「ここに宿泊も可能なのか?いくらだ?」
ジジイ「500Bバーツだ。部屋を見るか?」
ジジイはそう言うとホレッ!と木製の部屋番号が書かれたキーホルダーのついた小汚い鍵を差し出した。
昔は立派な4つ星ホテルであった痕跡が建物の作りで想像する事ができるが、古すぎるため掃除をいくら入念にしても長年運営し染み付いた汚れは隠しきれない。
古いものは淘汰され新しいものが活躍する。昔は栄え、備え付けのカラオケ屋でハッスルしたり、隣接してあるMPでスッキリ爽快!といった充実した時をかつての人は過ごしたのであろう。しかし現在は寂れ、寂しい雰囲気だけが残る場所へとなってしまった。
ああ。。。
刻の流れというのは切ないものです。。。
MPはメモリアルホテル裏手の2階の階段を昇った所にあります。料金は1050Bバーツと1700Bバーツの2者択一。
入り口に入って正面のひな壇にいるタイっ子は1050B。左側は1700Bバーツであったが、ノーセンキュー。えなねこは足早にこの場所を去った。
ローズクイーン MP(トンタリンホテル)
現在のスリン随一の高級4つ星ホテルであるトンタリンホテル(Thongtarin Hotel)。この高級ホテルの裏手にMP ローズクイーンが隣接され元気に営業しています。
初めての人には少し分かりづらく緑矢印のように遠回りして行く事もしばしば。しかし、赤矢印のように正面から階段を昇り2階をまっすぐと突き進むとMP ローズクリーンへと最短で到達する事が可能。
営業時間は昼の12時から。しかし夕方くらいに行った方が多くのタイっ子が出勤してくるとの事。バンコクの方が断然レベルは高いし人数も多いので地方のMPは全体的にオススメできないナイトスポットである。
バービア
スリンのシリラット通り(sirirat Rd)の両サイドに10件近くのバービア立ち並びます。このバービアはバンコクにあるような男性向けというわけではなく現地のカップルがお酒を飲んだりもできる割と落ち着いたバービアとなっているが、バーにはタイっ子コンパニオンなども在籍している店もちらほらと存在します。
シリラット通り バービア
シリラット通り直線300mほどにバービア・Pubなどがあり、バンコクのように客呼びは一切ない。地元の若者で賑わい、中にはガラの悪いチンピラ(DQN)の姿も多いので要注意。
目立った事をしなければ襲いかかってくる事はない。相手は13歳〜18歳くらいの子供だが7、8人の集団で音のでかいバイクに乗り、このナイトスポットが密集する通りを爆走しながら行き来する光景を何度も目撃。
外人向け バービア群
シリラット通り沿いにあるソイ(小道)を入り、左手に見えるのがバービアでスリン唯一の外国人向けのバービアとなる。タイっ子はお年を召しているのでスナックのような感じでお酒を楽しむ事ができます。 スリンのナイトスポット初心者はまずはここから攻めて様子を見て行くのが望ましいだろう。
ナイトクラブ ディスコ
これは完全に地元民向けなのでタイ語が喋れないときつい展開になる。また単独での特攻は相当勇気が必要となる。そのため特攻を考えている紳士は複数人で突撃し、十分に作戦を練った上で計画的に攻める必要がある。
Tawan Daeng Mahason Na Surin
タワンデーンという名の生演奏を聴きながらお酒を楽しめるBER。広々とした駐車場完備なので夜になると駐車場は車でいっぱいになる。ワンランク上のバービア。
ディスコ SPEED
地元スリンの若者は皆この場所に集結。地元民は皆この場所で出会いを見つけ人生を楽しむといった流れ。 地元の若者は本当に楽しそうにしていて日本とは違ったスタイルで異性との交流を図る。
その結果チチくり合う事に見事成功し、コストもかけずに自分にとって理想な炸裂を果たすのです。
スリンを代表するナイトスポット。酒の場&DQNが大量なのでトラブルに巻き来れないように注意が必要。 日本とは違い喧嘩で怪我ではなく人生終了パターンの確率は高い。リアリGameOverにならないように細心の注意が必要となる。
カラオケ
スリンのローカルカラオケ屋で、外国人ではなく地元タイ人をターゲットにした店。しかしスリンで遊ぶならここが一番楽しめる可能性が高い。
このカラオケ屋は地方ならではの文化があるカラオケ屋なので紳士の腕の見せ所となる。我こそは!という紳士は是非とも挑戦していただきたいスリンのオススメ ナイトスポットである。
ギンナリー・カラオケ
シリラット通りから入った小道の入口付近には上で紹介したディスコSPEEDがあり、この道の奥に進んだ左手にギンナリーカラオケ(กินรี karaoke)が現れ、夜になるとずらりと30名以上のタイっ子が入り口手前に椅子を並べて待機している。
ローカルカラオケという位置付けになるが規模が桁違いに大きくバンコクでさえも、この規模のカラオケ屋はあまり見ない。というかタニヤ以外で見た事がない超大規模クラスのカラオケ屋。
行くしか ないっしょ!
まずは横目でチラチラみながら店前を通過し反対側に周り状況をチェック。単独でタイ地方のカラオケ屋に特攻するのは割と難易度は高い。 飯で例えるならば一人で焼肉屋で食事をするレベル。
えなねこは、30人ほど椅子に座り待機してるタイっ子を3周ほどして吟味し一人のタイっ子をチョイスした。
タイっ子を選ぶ時に微笑んでいるタイっ子は30人中2名程度で残りはスマホを過剰にピコピコしている。しかし、これはタイっ子のプライドがそうさせているだけで決して性格が悪いという訳ではない。
私とカラオケで楽しみたいなら、あなたからお願いしてちょうだいね。といったスタンス。なのでタイっ子の方から愛想よく頭を下げて選んでもらうという事はプライドが許さないのである。このタイっ子の思考を理解してあげる事が楽しい時間を過ごすコツであり、必須の知識でもあるのです。
このカラオケ屋の料金と仕組み
[バーツ]
料金はタイっ子1名につき1時間300Bバーツ。レディードリンク110Bバーツ。料理は一品150Bバーツ程度。ビールは大瓶100Bバーツ程度。
タイっ子は、うふ。私を選んだのね。私が一番スワイなのね。と先ほどタイっ子チョイスをする時はガン無視でスマホをピコピコしていたが、数多くのタイっ子から選ばれた優越感と仕事が舞って来たという事で笑顔になり愛想が良くなっていた。
上の写真でも確認できるが。カラオケの扉には小窓があり、そこから監視役のボーイが10分おきにチラチラと部屋の様子を伺いにやってくる。これは密室なのでタイっ子の安全確保とビールを継ぎ足す必要があるのかなどを見にくるのである。
カラオケは歌わなくて良い。
カラオケは歌う必要はない。タイっ子が適当にBGM代わりにカラオケの曲を流してくれる。このBGMを聴きながらタイっ子との会話を楽しむというのもカラオケで遊ぶスタイルの一つである。
カラオケ屋だからといってカラオケを必ずしも歌う必要はない。歌わないのも普通なのである。
AKB48のバンコク版BNK48のフォーチュンクッキーなどがカラオケから流れノリノリ。そしてタイっ子の会話を聞いてあげたり、容姿を褒めるなどし楽しい時間を過ごした。
カラオケ嬢が儲かる事は何?
楽しい時間を過ごしすぎて6時間この店に滞在。時刻は深夜3時となっていた。タイっ子1時間/300Bなので、それだけでも1800B、フード3品とビールなどで合計3500Bバーツの会計。
この時点でタイっ子が儲かるポイントは特にない。バンコクの夜遊びの常識からすれば、タイっ子にレディースドリンクを進呈すればするほど1杯につき50Bバーツ程度儲かる仕組みとなっているが、ここローカルカラオケはまったく違う。
最初のレディードリンク110Bバーツはお通しと考えるのが良い。2杯進呈しても店が儲かるだけでタイっ子に利益はない。お酒は自分が注文したビールなどをタイっ子と一緒に飲むのが通常スタイルである。
タイっ子は1時間につきキャッシュバック100Bバーツ未満となり6時間いても600Bバーツ程度しか稼ぎがない。そこでタイ地方のカラオケ屋はお客からのチップが主な収入元となる。
2時間につき100Bバーツ。これが、えなねこが考えるタイ地方のチップの物価。チップを払う金額は個人の自由。そしてビールや氷などのお世話してくれるボーイが1名必ずつ付くのでそのボーイにも3時間につき100Bバーツ程度のチップをあげるのが望ましい。(相場となる)
さらに会計は店のママが管理しているのでお釣りを持ってくる時にママが顔を出す。この時にママに50Bバーツ程度のチップをあげるのがスマートな振る舞いとなる。ここでママにチップを与えないとタイっ子からはマイナスポイントとなる。
なぜなら、ママにチップをアシストする事でママからの評価が上がるのでノーチップだと顔を濁すタイっ子は多い。ここではスマートな紳士を心がける必要がある。
スマートな紳士を心がけた結果
6時間滞在に実際にえなねこが支払ったチップ
[バーツ]・ボーイに300Bバーツ
・ママに100Bバーツ
・タイっ子に1000Bバーツ!
超大判振る舞いでタイっ子に過剰な1000Bバーツのチップを進呈。するとタイっ子は素敵!抱いて!という結果になった。その詳細はこうだ。
タイっ子からホテルはどこ?と尋ねられホテルの写真を見せ場所を教える。するとタイっ子は店は朝の5時までやってるから5時10分くらいにホテルに行っていい?との事でタイっ子御用達のアプリ「BeeTalk」で連絡先を交換。
店に支払うタイっ子連れ出しのペイバーはもちろん無料だが、マクロス代はいくら請求されるだろかと思いながらも炸裂に飢えていたえなねこは了承しホテルに一人戻った。
ホテルに戻り約束した早朝5時にタイっ子からホテルの下ついた!との連絡があり迎えに行く。そしてタイっ子と部屋で激しい炸裂を果たす。生で中に大炸裂という偉業を2発も果たすのであった。
タイっ子はやり終わると満足した様子でじゃっ。私帰るわ。といって原付でブイーンと一人で帰って行った。
そう!無料ッ!
タイの地方のカラオケやバービアは口説きに成功すれば無料なのである。これはタイでは一般的な出来事で、そこまでレアなケースでないのだ。なので自身のタイスキルが試され、己を知る事のできる聖なる場所としての役割も果たしているのが、こういった地方のローカルカラオケ屋なのである。
立ちんぼ・置屋
タイ語ができればカラオケ屋など有利だが、スマホの電卓で数字を見せるだけで交渉ができる立ちんぼという手段もある。スリンのナイトスポットの充実度は高い。
スリンのアマリンホテルという安宿が置屋になっている。ホテルの利用は180Bバーツ。
置屋ホテルから少し離れた大通りに立ちんぼ3名を発見。年齢は25歳、30歳、30歳と高齢。料金は800Bバーツ。ホテル代が180B。 夜のこの通りは暗いのでバイク集団のDQNに注意。
スリン ナイトスポット・情報マップ
ここまで紹介したスリンのナイトスポットの場所を地図をマップにまとめました。スリンナイトライフ炸裂にお役立てください。