2017年11月3日に販売されたiPhoneX(10)。新しいiPhoneシリーズが登場すると数分で初回出荷分は完売し5週間〜6週間待ちになるのは毎度おなじみ。需要と供給のバランスが崩れる事でiPhoneXは、やはり定価以上の価値になり転売すると儲かるという毎回恒例の構図となった。
iPhoneXの発売日11月3日の転売価格の相場は20万円。ヤフオクを中心に取引されているのが確認できました。では、東南アジアのタイではiPhoneXはいくらで転売する事ができるのか?実際にタイの首都バンコクに出向き検証してきました。
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iPhoneXを海外で転売した結果inバンコク
2台のiPhoneXを発売日にゲットする事に成功したえなねこ。実際の色を見てどちらか一方を自分用に。そしてもう片方を転売する事を決意。
iPhoneXは11月3日発売。1周間前の10月27日の16:01分から始まるオンラインでの予約争奪戦に勝利した者が発売日である11月3日にゲットする事ができる。
ホカホカのiPhoneXをタイへ持って行く!
えなねこはiPhoneXを手にした翌日の11月4日にエアーアジアでタイ(バンコク)へと向かった。おそらくiPhoneXを手にしてタイへやってくるのは世界最速レベル。機内で世界最速レベルな俺ってすげぇ!とニタニタしながらバンコクに到着するのを待った。
日本から6時間30分。バンコク(ドンムアン空港)に到着。まず、バンコクに到着してからする事はシムカードを購入する事から始める。auやソフトバンク、DOCOMOなどの携帯キャリアから購入するiPhoneはシムロックがされており海外で使用する事はできない。
しかしAppleストアから購入したものはSIMフリー機となり海外でも現地のシムを購入すれば使う事ができるのです。つまりは現地の携帯会社のキャリアを利用する事ができ通信費を安く便利にする事が可能になる。
SIMカードを購入する時にiPhoneXを差し出しSIMを入れ替えてもらう作業をする。そんな時にタイっ子は驚いた表情を見せる。
そう、なぜなら伝説のiPhoneXが登場したのだから。
iPhoneXを手にしたタイっ子はWhat’s This だわ!と驚き、周りの従業員の友人にもiPhoneXだと大騒ぎを始めた。予想以上のiPhoneXパワー。ドヤリングは日本以上に可能である事に早くも満足していた。
iPhoneの販売日は世界で異なる!
iPhoneは全世界同時に販売する訳ではない。先進国などの市場規模の大きい国が第一出荷国として11月3日にiPhoneXが発売されます。ここには光栄な事に日本も含まれています。そして第二次出荷国は1ヶ月ほど遅れて販売されます。
えなねこが、やってきたタイは第二次出荷国に該当しiPhoneXを本当の販売日である11月3日に入手するのは超困難。そんな入手困難な国でiPhoneXを転売したらいくらの価値になるのか。想像をしただけでも恐ろしい事になりそうだ。
これまでのiPhoneシリーズの販売日
iPhone6
日本発売日:2014年 9月19日
タイ発売日:2014年10月24日
iPhone7
日本発売日:2016年 9月16日
タイ発売日:2014年10月21日
iPhone8
日本発売日:2017年 9月21日
タイ発売日:未定
iPhoneX(10)
日本発売日:2017年 11月03日
タイ発売日予想:2017年12月08日
MBK(マーブンクロンセンター)へGO!
ドンムアン空港(バンコク)からタクシーに乗り真っ先に向かったのがバンコクの中心地にあるMBK(マーブンクロンセンター)と呼ばれる商業施設。
このMBKの4階には中古のスマホなどが売買できる携帯屋が大量に出店されています。ここではスマホのバッテリー交換や修理など安く済ます事ができます。中古パーツが大量にあるのでスマホ画面のひび割れや、本体のひび割れなども綺麗な中古パーツで修理する事が可能。
さらには衣類や小物なども現地価格で購入する事ができ、買い物スポットとして日本人観光客からも人気がある有名な場所なのです。
MBKの4階に到着。中古携帯やパーツを売買する販売店が200、300店舗と意味のわからない数が同一フロアに並ぶ。同じ形態の店舗が過剰に並ぶ光景はタイのお決まりパターン。もう少し皆で話し合った方がいい気がするが、どうなのだろうか。
iPhoneX タイでの転売価格はやはり高かった!
えなねこはカバンから光り輝くiPhoneXを取り出し店を回った。
1店舗目
えなねこ
チミチミ。これはいくらで買い取ってくれるかな?
店員
こっ。これは!
前日に販売したばかりの幻のiPhoneXの登場に戸惑う店員。どこかに電話をかけ値段を調べているようだった。5分ほど待つと。56000Bバーツで買い取ると結論を出した。
[バーツ]
この11月4日時点の円とタイバーツの換算レートは1Bバーツ=3.44円。両替手数料を考えるとちょうど3.5円。iPhoneX 256GBは日本円で税込140184円タイバーツに換算すると40052Bバーツとなる。つまりは40052Bバーツを上回れば転売成功となる。
日本で購入した金額
40052Bバーツ
1件目
買取価格56000Bバーツ
1件目で16000Bバーツ。日本で約56000円の上乗せに成功。
2件目
59000Bバーツ
この店でも、すぐに査定金額が出ずボスか誰かに電話して買取金額を決めているようであった。
3件目
63000Bバーツ。店を渡り歩けば歩くほどiPhoneXの値段は上昇していく。
4件目、5件目、6件目
4件目は60000Bバーツ。5件目は54000Bバーツ。6件目は55000Bバーツと今度は逆に店を渡り歩くたびに査定額が落ちて行く。えなねこはここでiPhoneXの転売価格の限界を感じ一番高く査定してくれた3件目の63000Bバーツの店に売る事に決めた。
事件!日本のiPhoneはシャッター音が・・・。
日本で購入した金額
税込140184円
63000Bバーツ。日本円で約220500円と一番高値を提示してくれた3件目の店舗に戻り買取手続きをしてもらう。
しかし事件が起きる!
店員
あっ!これ日本のiPhoneでしょ?シャッター音消せないでしょ。だから買取らないわ。悪いね。
はっ!?
ここにきて、まさかの買取拒否。つまりは価値無しと判断されてしまったのだ。
日本と韓国で販売されるiPhoneはAppleストアで購入してもカメラ音が消せないクソ仕様になっている。さらに日本に関してはキャリアで購入するとSIMロックがかかっている意味不明なウンコ仕様が定番。他の国で販売されているiPhoneは当然シャッター音を消す事ができるし、SIMロックもかかっていない。
パシャパシャとスマホからカメラ音が出るのは日本人と韓国人だけなのです。お互いに、いがみ合っている日本と韓国。どちらも文化も顔も肌色も似ていていiPhoneのシャッター音も消せない仕様という何をするにも同じで仲良し。そして2カ国とも微妙な先進国。
他の店舗も周り買い取ってくれた金額は55000Bバーツで落ち着ついた。日本のシャッター音が鳴る糞仕様のせいで63000Bバーツから55000Bに大幅プライスダウン!
ジャッフ°仕様まじウゼー!と謎の利権に怒り震えていた。
さらにお店では日本のiPhoneということでSIMロックがかかっていないか超警戒されて、もしSIMロックが掛かっていたら1円でも買い取らないと言われた。つまりドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアから購入したiPhoneXは海外では0円という結果になった。
iPhoneX 買取価格まとめ
[バーツ]
iPhoneSIMフリー256GB(シャッター音無し)→63000Bバーツ
iPhoneSIMフリー256GB(シャッター音無し)→55000Bバーツ
iPhoneSIMロック256GB(ドコモ、au、SoftBank)→買取不可
日本のiPhoneはシャッター音が鳴るため価値は8000Bバーツ下がる。新しいiPhoneを発売日にゲットできれば転売価格として5万円くらいの価値があると言える。次作のiPhone11はみんさんも発売日にゲットしてお得にタイ旅行へ行っちゃいましょう!
このMBKについて詳しく!
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