タイに安く行く方法の結論② ホテル選びとバンコクの物価

前ページではバンコク行きの最も安い航空券を入手する方法を紹介しました。まだ読んでない方は順を追って読む事で、よりお得に効率よくバンコク旅行の計画を立てる事ができるようになります。先にこちらから読む事をオススメします。

タイに安く行く方法の結論①

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ツアーはやめとけお得じゃない。

バンコク格安ツアー3.7万円!など一見は超お得に感じが内容を見ると実はあまりお得じゃない。左のツアーを例にして解説してきます。

まず4日間とあるが実際に現地のホテルで宿泊するのは2泊となる。そしてどのツアー会社も日本とバンコクを合わせた空港利用税約5200円が含まれていない価格を表示しています。

なので実際には37000円+5310円=42310円最低必要になる。

そしてこういったプランは2名からの参加(申し込み)であり現地のホテルは1部屋で一緒に利用するという事になる。つまりタイっ子を部屋には呼べない。一人で参加した場合は知らないオジさんと一緒の部屋を利用する事になる。

もちろん追加料金を支払えば一人部屋も可能。利用ホテルが元々ナサベガスホテルというバンコクの孤島にある激安ホテルなので2泊で+5000円払えば可能となる。

 

このホテルの最寄り駅はエアーポートリンク線のラムカンヘン駅(Ramkhamhaeng/รามคำแหง)があり空港からのアクセスは最高に良い。しかし空港といってもバンコクに2つある空港のうちスワンナプーム空港へのアクセスが可能なだけで、ツアーや格安航空会社LCCを利用して降り立つ我らのドンムアン空港には通じていない。

赤はエアーポートリンク線(道路脇を走る)。バンコク観光で利用するのは99%が緑のBTSスクンビット線&ブルーの地下鉄MRTである。

このツアーで利用するナサベガス・ホテルにはエアーポートリンク線が近くにあるという事で便利そうだがエアーポートリンク線はバンコクの観光地とは無縁の場所を走行します。高速道路の脇などを走りスワンナプーム空港に直結する電車であって観光地へと導いてくれる電車ではないのです。

 

日本で例えるなら電車で成田空港に行くまでに四街道や佐倉などがあるが田んぼと山しかなく観光地は何もない。成田空港までいく通路でしかないのです。

つまりは、空港に行くしか利用価値のない路線があるナサベガス・ホテルに宿泊する事は、日本へ東京観光目的でやって来た外国人が四街道や佐倉のホテルに宿泊するといった事と同じだと言い換える事ができます。

ツアーで宿泊するホテルはこういった超不便な立地にあるホテルを利用する事がほとんどである。

 

特に紳士は要注意!

昼間は寺や市場に買い物など観光。そして夜はお酒を飲みにタイっ子とゴーゴーしちゃう紳士も多いはず。

 

南国タイランドは年中爆暑。なにもしなくても汗が噴き出すレベルの気候。そんな中で1日観光すれば汗まみれになり一度ホテルへ戻ってシャワーを浴びたり、着替えをしたくなるのが普通。

ゴーゴーバーなどのタイっ子とは至近距離で話すのが普通。そんな中、汗臭くて息が臭いとタイっ子からお断り申し上げられる可能性も否めない。

 

タイは年中爆暑な気候なのでホテルへシャワーを浴びたり着替えをしに戻る機会が多いという事を頭に入れておこう。

昼は観光→汗を流してサッパリした状態でバーなどに行きお酒を楽しむ。これこそが贅沢でちょっぴりロマンチックなバンコクの夜の過ごし方なのです。

 

格安ツアーのカラクリはここにアリ!

実はタイ含め海外のホテルは1名で宿泊しようが2名で宿泊しようが宿泊料金は同じ。日本のホテルは1名ごとに宿泊料金が発生するがタイと日本のホテルでは料金体系は異なる。

ただし最大定員数が決まっており基本は大人2名までとなっている。つまりツアーでは部屋代は割り勘で支払っているという事になるのです。1部屋の料金ではなく0.5部屋の料金という事になる。だから安くできる。安く見えるのです。

 

朝食付き!お得じゃなくない?

朝食がついているプランもあるが朝食自体パンに目玉焼きにコーヒーといった簡易的なものが多く豪華なバイキングが付くわけではないので朝食が付くか否かでお得度はあまり変化しない。

むしろまずいホテルの簡易的な朝飯食べるよりもタイにいるのであれば現地屋台を利用した食事の方が味も良く旅行者としては正しい行動と言えるのではないだろうか。

 

[バーツ]

上の写真のタイフード(カオマンガイやタイ式チャーハンなど)は40Bバーツ程度で食べる事ができます。日本だと1000円以上するタイ料理。パンとコーヒーで腹を満たしてしまうのはもったいない!

バンコク4日間の旅ツアー!←はっ?

バンコクツアー4日間の旅と記載していれば実際にタイ現地にいる時間は36時間程度。この36時間の中には睡眠時間も含まれている。

数字マジックに惑わされてはいけない。4日間のうちほとんどが飛行機の移動時間。タイに4ではなく4日間であるという事を再認識する必要がある。

 

ツアー微妙じゃね?理論まとめ

格安ツアーを利用するとう事は不便なホテルに宿泊して、そのホテルの料金も実は1部屋を割り勘する形になっていて安く宿泊できている訳ではない。むしろ割高。

飛行機の預け入れ荷物だってもちろん有料(3000円)。空港利用税5320円は別で必ず必要になる。(二重価格表示をしている)

 

ツアーを利用せずに自分で格安航空券を購入して自分で便利(立地が良い)納得の行くホテルを探せば快適な1人部屋(連れ込みok)になりよりバンコク旅行を無駄なく快適に楽しむ事ができるでしょう。

自作のタイ旅行を1から作り上げるもの楽しいものです。これも旅行の一環ではないでしょうか。[the_ad id=”13202″]

 

バンコク旅行に必要な金額は?

国によって物の価値・物価は変わります。東南アジアといえば皆貧しくて物価が超安いんでしょ?と想像する人は多いが近年はタイを筆頭に東南アジアの経済状態は超良好で年々GDP爆上げの好景気。

皆所得が上がり物価が上昇。2012年の当時タイでスマホを持っている人はあまり見かけなかった。7割がこのNOKIA(ノキア)というメーカーのガラケーを使用していました。

そして2割の人がこのBlackBerry(ブラックベリー)という低スペックのスマホ。

そして残りの1割がiPhone4やgalaxyといった高スペック・高価格帯のスマホを使用。そして富裕層が当時発売したばかりだったiPhone5を手にするといった構図でした。

 

しかし2017年には9割以上の人がiPhoneやgalaxyといった高額なスマホを使用するようになりNokiaなどのガラケーを使用している人を見かける事はほぼなくなった。

タイの中学生や高校生も全員スマホ(iPhoneかgalaxy)を使っている。これはつまり所得が上がり皆が豊かになったという事が言える。5年間でここまで経済状態は変化するのです。

 

このiPhoneの型式や所持率を見る事で、その国・各都市の物価に比した賃金水準を推計出来る。えなねこは、これをiPhone指数と呼んでいる。

国や首都ごとの物価や経済状態を推測するのにビックマック指数コカコーラ指数というのが有名だが、絶対にこの持論であるiPhone指数が最もその国の経済状態を的確に表している。

 

つまり東南アジアの中にあるタイ(バンコク)の物価が安い時代は終わっている。安い時代は終了したが安い時代はまだ継続しているので日本よりも遥かに安く買い物ができたり、食事をしたりする事ができます。

むふふっも当然お安いのです。

 

タイの食事の物価(価格) どんな感じ?


タイの食事場所は大きく分けてレストラン食堂・屋台の3つに分ける事ができます。まずデパートの中に店舗を構えるレストラン。

日本ではレストランというより牛丼屋寄りに扱われるやよい軒などもタイでは立派な和食レストラン。価格は日本とほぼ同じ。タイだから安く食べれる訳ではありません。

 

[バーツ]次に食堂や屋台。これはタイ現地の一般庶民と同じ価格で食事をする事ができます。カオパッド(チャーハン)、カオマンガイ、バミー(タイ式ラーメン)、ラードナー(かた焼きそば)など上の写真の単品メニューは40Bバーツ〜60Bバーツ程度で食べる事ができます。つまりは激安。

 

買い物(衣類)の物価はどうよ?

[バーツ]タイの中でも価格が安いと有名なプラチナム市場近辺では、ださいTシャツなら40Bバーツ。やすっぽいデニムパンツなら160Bバーツ。

タイに行くと観光客がよく来ているタイパンツ150Bバーツ。ZARAとプリントされたZARAではないTシャツは140Bバーツ程度で購入する事ができる。日本よりも遥かに安い。つまりは激安。

 

罠も多いので注意!

外国人観光客の多い場所にある路上屋台での買い物は超高いので注意!スクンビット駅〜ナナ駅の間にある屋台やタニヤ通りやパッポン通りなども同様にぼったくりの観光客価格です。値切っても2倍の価格が限度。

お土産や衣類を購入するならMBKなどの商業施設へ行くのがおすすめ!

 

ホテルの料金はどんな感じ?

バンコクのホテルの料金は日本と比べると当然、価格は安い。しかし日本のホテルとは違う点があるので知識として身につけておくと良いでしょう。

日本のホテルはどんなに安いホテルでもエアコンがあり、暖かいシャワーが使えたり、ドライヤーや冷蔵庫などの最低限の設備がある。

 

[バーツ]

しかしタイの超低価格帯のホテルは、日本では最低限の設備とされるものがオプション扱いとなりエアコン付きの部屋なら+100Bバーツ、共同部屋なら激安料金などいった日本にはないオプションを選択することができるのです。

ただし激安ホテル(ゲストハウスなど)に限る。

 

通常の低価格帯のホテルならばエアコンがあり、お湯のシャワーが使えたり、店員数が2名まで入れる部屋でタイっ子や友人と一緒に宿泊でき、日本のホテルとそこまで変わらない許せるレベルのホテルの方が多いので心配する事はありません。

 

不潔な環境だったり、エアコンがなかったりと不便な思いをするが宿泊代を節約できるなら・・・。

安いホテルの共同部屋なら300円程度で宿泊が可能。しかし日本人には耐え難い環境なので多くの人はこれらを利用しないでしょう。

利用する人はタイの苦行に来たのか旅行に来たのか自分自信に問いかけ眠れない夜を過ごす事になるでしょう。

 

1人部屋、エアコンなし、共同シャワー、共同トイレ、これでお値段!約600円!日本人の感覚からすれば発狂するレベル。

バンコクで立地が良くてタイっ子や友人を連れ込めて、エアコンも当然あって、日本のちょっと小汚いビジネスホテルレベルなら2000円程度必要。3000円もだせば立派なホテルに宿泊する事ができます。

 

バンコクのホテル相場感まとめ

ドミトリーとは写真のような二段ベットのある部屋に6人〜8人で使用するタイプの宿泊施設の事を指します。シャワーとトイレは共有。

タイのホテルは基本定員数は2名で1名で宿泊しようが2名で宿泊しようが同じ料金になります。しかし1000円以下の超激安ホテルだと1名のみ利用可能といった感じで人数制限がかけられているタイプの部屋もあります。つまりはタイっ子は入れません。呼べません。

 

ホテル探しを自分でするなら絶対見とくべき!

バンコクでも便利な立地にあるホテルでタイっ子も呼べてエアコンもホットシャワーもある日本と変わらない自分の理想のホテルを見つける方法を紹介しています。

バンコク旅行を1から計画している人は必ず役に立つ事でしょう。是非、目を通してみてください。えなねこのノウハウが詰まっています。

バンコク・パタヤのホテル選びを失敗しないために知っておく事

2016.09.14

 

次のページではタイの旅行プランと持ち物を紹介していきます。タイと日本をわからなくらい行き来したえなねこのノウハウを是非ご覧ください。

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