少しでも安く、そして効率良くタイ旅行を楽しむためにはどうしたら良いのか?そのためには必要な金額・相場・持ち物・プラン・航空チケットを予約する時のコツといった情報や知識を身につける必要があります。
わからないくらいタイ⇄日本を何度も行き来しているえなねこのタイ旅行のノウハウを紹介していきます。
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安い航空券の見つけ方
まずは基本。えなねこの知恵が詰まった安い航空券の見つけ方を紹介していきます。バンコク行きの安いチケットの探し方だけではなく、飛行機に乗る時に手荷物だけで凌ぎ余計な出費を抑える技なども合わせて詳しく紹介していきます。
タイの首都バンコクへ行く飛行機は大きく分けて2種類存在します。タイへなるべくコストをかけずに安く行く方法として正しいのは②番のLCC格安航空会社を利用していくのが正解となる。
LCC格安航空と普通の飛行機の会社は何が違うの?
①普通の飛行機会社
JALや全日空、タイ国際航空などの会社の飛行機。航空チケットを購入すると自動的に下記のサービス・特典が強制的に付属してくる。
■不味い機内食 ■無料の飲み物(ビールやウイスキーも可能) ■②LCCよりも座席が猫のひたいだけ広い(10cmくらい) ■20kg以内の荷物預けいれ無料
②LCC格安航空会社
機内食は有料、預け入れ荷物も有料。水ですら有料。格安航空会社は全てのサービスが有料となる。だから安い!相場的には通常の航空会社の半額だと考えて良い。
到着するバンコクの空港が違う!
日本からバンコクへ飛行機で行き、到着する空港は異なる。飛行機代を安くするために格安航空会社LCCを利用した人は100%ドンムアン空港に到着します。
スワナプーム空港も格安航空LCC利用で降り立つドンムアン空港も同じタイの首都バンコクにあります。
2つある空港から、いずれにせよ上の地図◯のバンコク中心地へと目指します。この◯の範囲が我々観光客が利用するホテルや寺、市場などの観光地が集結しています。この枠以外の場所はバナナ畑だと思ってok。
このエリアにはゴーゴーバーで有名なソイカウボーイやナナプラザ、タニヤなどがあります。中華街ヤワラートや王宮、ワットポーなどの有名寺院、バックパッカーの聖地カオサン通りなど観光地の全てが集結しています。
スワンナプーム空港から中心街へは電車を利用していく事ができるが、格安航空のドンムアン空港からは電車は走っていない。タクシーで市街地へと行くのが一般的な方法となる。
タクシーを使うメリット
格安航空を利用して降り立つドンムアン空港からはタクシーを利用してバンコク中心地へと向かいます。高速道路など含めたタクシー料金は約300Bバーツ程度。
[バーツ]一方のスワンナプーム空港からは鉄道列車を利用すれば50Bバーツ程度でバンコク中心地までいく事ができるが、タクシーの場合はホテルの目の前まで移動できるという大きなメリットがある。結果、鉄道を利用するよりタクシーを利用した方が時短となり貴重な旅行時間を移動で削らずに済む。
格安航空会社 LCCの購入方法と詳細

- エアーアジアAir Asia
- スクートscoot
- ピーチpeach
- タイガーエTtigerAir
- ジェットスターjetstar など
格安の運賃で運行する飛行機会社は上記の5種類。日本の利用する空港によって運行している会社は異なる。
成田空港(東京)が近い人は上の赤文字のエアーアジアとスクートの2社のどちらか安い方を探しバンコクへと向かう事になります。
飛行機チケットは南(沖縄側)の人の方が安い
バンコクまで行く飛行機の料金はタイに近い日本の空港から行く方が安い法則がある。理由は距離が近いので燃料代が安く押さえられるから。
しかし東京に住んでいるのに、関西発の航空チケットが安いからと行って東京から関西に移動してバンコクへ行くのは無謀である。
バンコクまでの航空券の相場はいくら?
日本からバンコク行きのLCC格安航空券の料金は時期によって大きく変化します。
利用客の多い東京(成田空港)→バンコク(ドンムアン空港)を例にして格安航空LCCのバンコクまでの相場を解説していきます。
みんなが休みの日になると航空券は高くなる!
東京(成田空港)→バンコク(ドンムアン空港)の高くもないし安くもない普通の料金は片道27500円。この価格から高くなったり、安くなったりと日々変動していくと考えて良い。
航空チケットの価格が高いのはみんなが休日の日。ゴールデンウィークやお盆などに価格は必ず上昇します。上昇金額の目安相場は+10000円程度。
そして最も航空券が高くなる年末・年始になると片道70000円ほどまで価格は上昇する。当然日本に帰るためのチケットも必要なので単純計算さらに70000円で往復140000円程度必要になる。
えなねこが東京(成田空港)⇄バンコクのチケットで一番安く購入できたのが片道12000円。そして片道16000円程度のなら何度も購入した経験があります。
より安くLCC航空券をGETする方法。
飛行機のチケットは2、3ヶ月前から予約した方が安くなるというのは大嘘である。
実際は出発まで1週間前〜前日などが最も航空チケットが安くなる確率が別格に高い。その理由はこういった背景がある。
航空チケットの料金は客の足元を見て上下させています。2、3ヶ月前のチケットは売る気のないチケット。航空会社は別にまだ売れなくても良いチケットだと認識しています。そのため相場以上の価格を提示している事が多い。
2、3ヶ月前からチケットを購入しておくメリットは航空券が安く購入できるからという理由ではなく売り切れを防ぎ予定した旅行の日程で確実に搭乗できるというのがメリットとなる。
逆に1週間前〜前日となると売れなければ空席となり航空会社が損をしてしまう。そのため価格はガクンと片道12000円〜20000円程度まで下がります。(成田→バンコク 間の相場) デメリットは売り切れてしまう可能性が高いという事。
実際に航空券の料金を比較してみよう!
最も安い航空券の見つけ方の手順を紹介します。えなねこがバンコク行きの航空チケットを購入する時もこれと同じ手順で購入しています。

手順1
公式サイトで全体相場をチェック!
エアーアジアの公式サイトで月別のカレンダー方式でバンコクまでの料金を提示しているので料金が安い日はいつなのか?料金が高い日はいつなのか?といった事を確認する。注意点はこの価格にクレジットカード予約手数料として+800円必要。
格安航空会社LCCのエアーアジアが料金を高く表示していれば、他の航空会社も同じように値段が上がっています。
この時に数日程度出発日をズラして休みが取れる人は比較的 料金が安い日に乗れるように微調整していきます。
AirAsia
手順2 総合比較サイトで、さらに比較する!
航空券を扱う販売代理店の航空チケットの料金が比較できるサイトで先ほどエアーアジアの公式サイトから確認した金額とどちらが安いか比較します。
行き先と日にちを入力すると約40社の航空券販売会社から価格の低い順番に並べて表示してくれます。
skyscanner
skyascannerのサイトの航空券は預け入れ荷物(20kg)が付属しているものもあるので、そこも加味してエアーアジア公式サイトと料金を比較しよう!エアーアジア公式サイトから預けいれ荷物20kgの料金は4400円。
さらにバンコクまで乗り換えなしの直行便なのかもしっかりとチェック!乗り換えのチケットはオススメしません。東京(成田空港)⇄バンコクまでの移動時間は6時間30分。乗り換えがあるとバンコクまで12時間以上&ダルい。
連休の前日に有給とってタイ行くのはどう?
上の料金表赤枠に注目。金曜は文化の日で祝日、そして土曜、日曜と3連休となっている。その3連休の前日の11月2日は64222円と超高額運賃になっているのが確認できます。
そして航空チケットの価格はなんでもない平日でも大きく±1万円ほど左右する謎現象が頻発に起こっているのも同時に確認できる。数日程度なら休みをズラせる人は微調整するとお得にタイへ行く事ができます。
[the_ad id=”13206″]飛行機の預け入れ荷物は、やっぱり必須?
格安航空会社LCCを利用してタイに行く場合、預け入れ手荷物は航空料とは別に4400円(20kg以内)必要になります。
しかし、上の写真のように荷物を預けない(貨物室に入れない)で手荷物として機内に持ち込み座席の上にしまえば無料。えなねこは、この料金が必要ない手荷物だけで凌いでタイへ行く事がほとんどである。
この手荷物には大きさと重さの制限がありバックを含めた重量が7kg以内である事。大きさは縦56(cm):横36(cm):奥行き23(cm)であるといった条件でないと機内持ち込み荷物として認められません。
そして上の画像右側にあるノートPCバックとあるが、これが持ち込み荷物を限界まで突破するポイントとなる。このノートPCバックは7kgまで機内に持ち込める手荷物とは別のバックに入れれば3kgまで機内に持ち込みができる。
つまり7kgまでの手荷物 + 3kgまでのノートPCバックの2つを機内に持ち込む事が許されているのです。ルールとしてはノートPCバックにはその名の通りノートパソコンの入ったバックである事が条件となるが、事実上はお土産だけが入った手荷物でも見逃されて機内に持ち込む事ができる。
ルールではノートPCである必要があるので、この決まりを守らなければルール違反という事になってしまう。
機内荷物の絶対なる注意点!
機内手荷物は多少の重量オーバーやノートPCバックの代わりにお土産袋を手からぶら下げていてもスルーしてくれるが、液体物の持ち込みは超厳しいので注意!
機内へ持って行く手荷物の場合、液体物は透明のチャック付きのビニール袋に入れる必要がある。さらに液体物の入っているケースは100ミリℓ以下である必要がある。例えば500mℓのペットボトルに100mℓだけ化粧水などの液体物を入れるのもアウト。ケース自体が100mℓ以下でなければならない。
これは搭乗チェックインを済ませた後に出国ゲートをくぐる赤外線検査で超厳しく引っかかる。(金属検査の場所)。えなねこはタイへ行く時、ルール通り100mリットル以下のケースにコンタクト洗浄液などを入れて透明のビニール袋に入れていても、赤外線で液体物の姿があると荷物チェックを必ずされる。
上記で説明した液体持ち込みのルールを守らないと没収され廃棄する事になります。えなねこは顔に付けるクリーム「NIBEAの青缶169g」新品が没収され廃棄処分となった事があります。
ちなみにヤクルトは65mリットル。
そして液体物の定義も厳しく味噌やゼリー、歯磨き粉なども液体物として扱われます。この感じて行くとウンコですらも液体物扱いとなる。
Amazonでも100ミリℓのボトルもあるしダイソーなどの100均などでも買う事ができるでしょう。
機内に持ち込めるバックいいのある?
有料の預け入れ荷物(20kgまで)を計測している様子
大きさ縦56(cm):横36(cm):奥行き23(cm)を満たせばキャリーケースだろうが、バックでもどちらでも機内に持ち込むことが可能。さらに1cmオーバーしているから機内荷物にする事を断れる事もまずない。
機内に持ち込む手荷物は大きさも計測される事もないし、重さも測られた事も一度もない。しかし、あきらかに大容量のバックパックなどは職員の目に止まり認められない事が予想できる。きっちりしている訳ではなく、かなりアバウト。
持ち込めるのはバックの重さ含めて7kg
キャリーケースの場合だと空の状態で重さは約3kg。重量は7kgまでなのでキャリーの中身の衣類などはあと4kgしか入れる事ができない。
しかしバックの場合は重さは約2kg。キャリーケースよりも1kg軽いのでより多くの荷物を詰め込む事が可能。さらに移動もバックの方が断然利便性が高い。
パリに行くならば優雅にキャリーケースに入れて涼しい顔をしてパリの街を移動したいが、行き先は東南アジア・タイランド!優雅さは必要ない。身体から汗を吹き出しながら移動します。
キャリーケースやバックを購入する時、いずれも40ℓなど大きなの目安が表記されてます。飛行機に持ち込む時のバックやキャリーケースを探している時は40ℓと表記されたものを選べばok!
Amazonで4000円もあれば色々選べるので購入しておくとタイ旅行が円滑になります。Amazonバックパック検索結果
LCC航空会社によってちょっとだけ違うルール
Scootは手荷物にパソコンが含まれる場合は7kg+3kg。つまりカバンは1つにして10kgまでokという事。(パソコンがあるか荷物をチェックされる事はまずない。)
航空会社によって機内へ持ち込める手荷物のルールは若干異なるが、ほぼ同じ。神経質な人はチェック。それ以外の人は上記で説明したものと同じ事なのでスルーでok!
これで日本からタイへの航空チケットは、その時期で一番安いものを手に入れる事ができます。
次のページでは、タイ(バンコク)に到着してからホテルや旅行プランはどうしたら良いのか。手荷物は何を持っていけば良いのか。そして予算はどれくらい必要なのか。
さらには、なぜツアーはオススメできないのかも合わせて解説していきます。