バンコクのナイトスポットとして有名なのはゴーゴーバーの集うソイカウボーイやナナプラザ、そしてカラオケ(キャバクラ)街ではタニヤが有名です。
しかし、これらの遊びは我々外国人をターゲットにしたものであり価格設定もタイの物価から考えればかなり高い設定となっている。
しかしバンコク内にも当然、現地タイ人が利用するサムローン置屋というナイトスポットが存在します。現地人が利用するとなると現地価格&現地クオリティーとなる。
このサムローン置屋にえなねこが実際に出向き、現場を目で見て、さらにはピン子で感じてきたのでその様子と詳しい場所・料金などを紹介していきます。
[忍者広告1]サムローン置屋へ、レリゴー!
夜の20時30分。えなねこがやって来たのは高架鉄道BTSサムローン駅(samrong)。サムローンはバンコクの郊外中の郊外でバンコク旅行に来た人、在住者すらでも用のない無縁の土地となる。
しかし、このバンコクの郊外サムローンにはタイ人紳士が利用するという置屋街が存在するのだ。
BTSサムローン駅の作りは特別でホームが他の駅と比べると格段に広い。外国人の姿は自分ただ一人。
外国人がいるのが不自然な環境であるサムローン駅で降りた事で、現地の人達にあっ。あの日本人、まさかサムローン置屋で炸裂させに来たんじゃないの?とバレてしまっていないか不安になった。
えなねこはコソコソッっと改札を出て、コソコソッっと高架橋を渡りサムローン置屋のあるスクンビットsoi78を目指す。
バンコクでは大通りに面した路地・小道に数字で規則正しく数字が振られています。ソイの入口の前にはしっかりとSoi(ソイ)の番号が表示された看板が立っています。
下車したBTSサムローン駅から続く高架橋(歩道橋)を500mほど歩くと左手にタイのスーパーマーケットBic-Cが見える。
歩道橋を使えるのはここまでで、サムローン置屋のあるスクンビットsoi78は、さらにここから300m離れた場所にある。
サムローンはバンコクの郊外だが、人通りが多い。しかし外国人の姿はなく現地タイ人ばかりでローカル感が漂いまくる。
道には物乞いや浮浪者が寝っ転がっている程度で特別危険な感じはしない。
BTSサムローン駅から歩くこと約12分。えなねこは黄金に輝くソイ78の看板を発見したのである。
でで〜ん!
なんなんだ!この黄金仕様のソイの立て札はっ!この通りには特別なHEN☆態スポットがあるとだと示唆しているに違いない!
パチスロで言えばプレミアム演出に該当するであろうゴールド仕様。ソイ78のサムローン置屋のやる気を感じさせてくれる。
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ソイ78の通りに潜入!
ソイ78の通りには複数の置屋があると事前情報を得ていたが、置屋らしきものがまったく見当たらない。
どうなっているんだ。時間が早すぎるのか?iPhoneで時刻を確認するが夜の21時を過ぎていて早すぎる時間だとは断じて言えない。むしろ一番の掻き入れ時だと言える。
ソイ78の通りの両端にはタイ屋台や雑貨屋がちらほらあるが肝心の置屋が見当たらない。
ソイ78の通りを200mほど進むとお寺らしきものが現れる。まさかこれが置屋になっているのでは?と中を覗いてみたが置屋は見つからなかった。
ソイ78の突き当たりはUの字になっており、さらに奥へと進むことができた。このUの字カーブを曲がると一気に道は暗くなり人通りも少なくなる。
そして1匹の野犬がこちらを見つめていた。タイの野良犬は人を襲う事なく、ほとんど良い子なのだが、たまに夜になると野生が蘇ったのか凶暴化する犬が一部いて、前方にいる犬がまさにそのタイプのクソ犬だった。
クソ犬
ガルルルルッ!!!
こちらは何もしていないのに謎の威嚇をしてくるクソ犬。しかし、タイの野犬が威嚇してくる時は3mより距離を保ちながら威嚇してくるのであまり迫力がない。
こちらが近づくと相手は3mの距離を保つため後ずさりしながら吠えたりとチキンであり単体の野犬ならビビる必要はあまりない。(群れになるとピンチ。)
クソ犬
ガルルルぅ!
えなねこ
フンフンッ!(両手を大きく広げながら威嚇)
クソ犬
がるるるっ(怖い!)
クソ犬はえなねこの威嚇にビビり、ヒヨリはじめた。
クソ犬
ワンッ!ワンッ!
えなねこ
(両手を大きく広げ勢いよく1m走りクソ犬との距離を詰める)
すると、クソ犬の耳はたれ下がりしっぽを巻きながら横走りで退散して行った。
えなねこ
フンフンフンッ!(勝利の雄叫び)
このソイ78の通りは本当にオラついた野犬多い。さらに超がつくほどゴキブリが多い。アソークからナナプラザの通りを歩いた時、この時期はゴキブリが少ないなぁ。と思っていたがソイ78はゴキブリパラダイス。
[忍者3]
密度が高さすぎてサンダルの上をサササッっと横切っていった。もしこんな事が日本で起これば、その場で発狂しオカマちゃん状態になっていたに違いないだろう。
しかし、実際には何故か冷静でうわっ。今ゴキブリがサンダルの素足の上を這って言ったぐらいしか思わなかった。
これがアメージングタイランドなのである。
置屋発見!
クソ犬と戦った場所からすぐに置屋を発見。(場所・詳細は後述)
ババアが店の前に立ち2名のタイっ子が外にあるテーブルでタイスキ(タイの鍋)を食べていた。
[バーツ]
ババア
ホレあんた!1200Bバーツだ!
えなねこ
女はどこにいる?あのタイスキ食っている2名の事か?
ババア
そうだ。一匹1200Bバーツ選べぃ!
今タイスキ食べ始めたばかりの様子だし、2名ともマジでお断りレベル。年齢は24〜28歳の間だろうか。
えなねこ
他に置屋はないのか?
ババア
ない。軍が来てぶっ潰して行ったわ。
軍政の煽りを受けタイの現地人が利用するマイナーなサムローン置屋までもが摘発の対象となり潰されてしまったのだという。
スタンバイク置屋発見!
サムローン置屋のあるsoi78の通りのUの字カーブの突き当たりにある寺のすぐ隣にバイクに跨ってスマホをいじくる男の姿が確認できる。
先ほどえなねこは寺の中が怪しい!と中を覗いたが、その近くのこの男こそが置屋の番人だったのだ。
えなねこが気づいたのは先ほどタイスキ(タイの鍋料理)を食べている置屋に絶望し撤退するためソイ78を引き返している最中に偶然このバイクに跨る置屋の番人に気づいたのである。
超近く(2m以内)まで近づいて目を合わせないと営業を仕掛けてこない。警戒している訳でもなく、今のサムローン置屋はバイクの番人にスマホで写真を見せられ紹介する形というのが現地では当たり前のルールらしく、現地の人は迷う事なく置屋の代理だと理解し、利用しにやってくるようであった。
[バーツ]
バイクの番人
どの子にする?料金は1200Bバーツだよ。
するとバイクの番人はスマホから7名のタイっ子の写真を見せてくれた。写真はどの子も自撮りで奇跡の1枚を使ったであろう写真が1人に対して1枚のみ。
タイっ子の自撮り写真はスマホのライトに照らされ真っ白になり本来の肌の色すら判別することが不能なレベルであった。さらに全員微妙というかブスであった。
えなねこ
この娘達の他にいないのか?
バイクの番人
すまねぇ。これで全員っす。
バイクの番人は控えめな性格の若者であった。仲介役のアルバイトをして小遣い稼ぎをしている感じで、特別がめついわけでもなく好感がもてた。
このスタンバイク置屋は、実物のタイっ子が待機している訳ではなく、バイクに跨りスタンバイする番人(略してスタンバイク)の見せるスマホの写真から選ぶというバーチャル置屋。
もし、このスタンバイク置屋のタイっ子を選んで交渉が成立したら、どのような流れになるのか。
今後このソイ78のサムローン置屋に炸裂を求めやってきた紳士達のためにも調査する必要がある!そう考えたえなねこは、スタンバイク置屋でマクロスを成立させる事を決意。
えなねこ
どいつが一番若い?
バイクの番人
この子。
えなねこ
何歳?
バイクの番人
21歳。
えなねこ
じゃあ。これで!
バイクの番人
まいど!じゃあバイクの後ろに乗ってくれい!
ブイーン!
えなねこを後ろの乗せたバイクは大通りを走り炸裂することができる場所まで向かう。
バイクに乗る事5分。バイク大通りに面するジム(筋トレ施設)の前で停車した。筋トレ施設があるトレーニングジムの奥は宿泊施設になっており部屋が10室ほど完備されていた。
受付のおっちゃんに部屋代250Bバーツを支払う。すると背後からブスなタイっ子が現れた。
ブス
うふふふっ。待ってたわよ☆
えなねこ
(まさか!このブスがスマホの写真のあいつなのか!?)
料金は先払いでスタンバイク置屋の男にすでに支払い済みで当然キャンセルなどできない状態。スマホの写真でも妥協して選んだのに実物は想像を上回るほど別人のブス登場に白目していた。
さあ。ついてらっしゃい♪
ブスなタイっ子の誘導により部屋を案内される。部屋は冷房、温水シャワーが完備され申し分ない。ベットのシーツは若干不潔感が漂うもののタイでは良しとするレベル。
年齢を尋ねると24歳だという。スタンバイク男は21歳と言っていたが、たしかに嬢の年齢など、いちいち把握しているはずがない。とりあえず出さなきゃ損でしょ理論で10分で見事!炸裂を達成!
ホテルを部屋を出ると先ほどホテルの受付をしていた兄ちゃんがジムに入会しないか?と勧められトレーニング施設を見学させられた。炸裂させて2分経過していない状態で筋トレをしたいとは到底思えず入会はお断りし外へと出た。
レベルが低すぎるため個人的には今後活用する事はないだろう。
サムローン置屋場所・料金詳細
サムローン置屋はスクンビットsoi78の通りにあります。これまで、わかりやすくするためにバンコクの郊外と紹介していたが、厳密に言うとバンコクの隣のサムットプラカーン県(Samut Prakan)に300mほど立ち入った場所です。
ソイ78の通りの中で、えなねこが実際に確認できたのはこの2箇所。1つは実際にタイっ子が配備されているが人数とレベルの乏しい置屋。
もう一つはバイクに跨り客が来るのを待ちスマホ画像からタイっ子をチョイスするというスタンバイク置屋。
[バーツ]
料金相場は1000B〜1200Bバーツ。ホテル代は200B〜300Bバーツ以内の場所が相場と言える。この価格を大きく超えるようであれば、吹っかけられているので注意。
スタンバイク置屋を利用した場合、バイクに乗せてもらったお礼として50Bバーツ程度のチップをあげると良い。
BTS・MRT路線図マップ
サムローン置屋の最寄駅は高架鉄道BTSサムローン駅(samrong) です。ソイカウボーイやターミナル21デパートのあるBTSアソーク駅(Asok)からだと約30分。
パワー置屋
スタンバイク置屋を利用した場合、ソイ78からバイクの後ろに乗って移動する事になる。
トレーニングジムとホテル業の2種を営むこの建物。入口も1つで日本人の感覚からすれば、ありえないコラボレーション経営。筋トレできる置屋という事でパワー置屋と命名。
[バーツ]
ここには実はタイっ子の待機場所ともなっているため、直接いけば1000Bバーツ+ホテル代250Bバーツで炸裂可能だと予想。
今回えなねこが支払ったのは1200B+ホテル250Bバーツ。200Bバーツがスタンバイク男の取り分になっていると想像ができる。
サムローン 置屋までのYouTube動画
パワー置屋(ホテル)の場所