高架鉄道BTSを利用して、あらゆるバンコク内の観光地へ行くのに利用するが、その範囲はBTS路線のほんの一部であり終点近くの駅は我々観光客には未曾有の土地。バンコクに住んている人でも謎だっちょ。といったレベル。
そんなBTSスクンビット線の端っこ(終点近く)バンナー駅をぶらり途中下車の旅したるっ!という事でバンコク中心地であるBTSアソーク駅からBTSバンナー駅(Bang Na)を目指すことにした。
2011年8月12日にBTSベーリン駅(Bearing)が開通した。さらに2017年3月に路線が延長され次駅となるBTSサムローン駅(Samrong)が開通。

つまりこの先どんどんBTSの線路は延長されBTSは首都バンコクだけではなく隣県であるノンタンブリー県やサムットプラカーン県までウニョっと伸びて高架鉄道BTSに乗ってバンコク外のエリアにも行けるようになる。
近い未来には我々がよく利用するBTSアソーク駅(ソイカウボーイやターミナル21デパートがある場所)からそのまま首都バンコクの隣県まで遠征しタイっ子を発掘したりと現在飽和状態にある紳士達の行動範囲を分散することができるということに期待できる。
今のバンコクは世界中から最高のタイっ子を求め紳士が集結し飽和状態になっている。そのためタイっ子の奪い合いや縄張り争いが紳士同士で勃発し日々争いが絶えない緊迫した状態が続いている。
しかしこの先の路線延長によりタイっ子の数は増え、さらには紳士の縄張りが分散し、今の最悪な状況が改善されるのではと期待されている。
バンコクでは少し前まで紳士同士は皆、争うことなく共存していた。しかし2014年に起きたクーデターにより軍政権に移り紳士達の生息の場(ナイトスポット)は失われた。さらに地球の温暖化、森林伐採による砂漠化などが原因でタイっ子の数も年々減少。(地方含むタイ国民皆が豊かになった)
こんな危機的状況に歯止めをかけることができるのは新たな大地・場所なのである。延長されるBTSの線路には明るい希望・未来も一緒に敷かれているのです。
そんなBTS終点付近のバンナー駅(Bang Na)の周辺を視察しに、えなねこはやってきたのである。[the_ad id=”13198″]
BTSバンナー駅にキタッたった!
新たなる紳士達の生息地として期待されている最果ての土地バンナー駅。ここは現在どうのような景色が広がり、街はどういった開発状況なのだろうか。
電車を降りBTSのホームから辺りを見渡す。左サイドは木々が茂り鳥の鳴き声が聞こえる。ぽつりとの中層の単独ビルがある。
そして逆サイドを見ると、どでかいビルが建築途中であった。うむ。すばらしい!未来の繁栄エリアの第一歩を歩みだしたのだ。これからどんどん大型の商業ビルなどでき、それに伴いホテルなどができる。そして外国人観光客が訪れるようになり飲食店やマッサージ、そしてゴーゴーバーができる。
そのサイクルの第一歩が

このビルなのかもしれない。

さあ。冒険のはじまりだ。
バンナー駅を降りると整備された歩道に道路、運送会社などのオフィスがあり民家などは見当たらない。
えなねこがこれから散策するコースはBTSバンナー駅からサムローン駅方面。このサムローン駅から先もどんどん路線を建設している。これからこのエリアはどんどん稼いでどんどん貰って、どんどんどん伸びていくのである。
ベーリン駅から少し歩くとガゾリンスタンドがありカフェを発見。アイスコーヒーの価格は50Bバーツ。このエリアは絶対にバンコクよりも物価は低くなっていると思うがチェーン店のためコーヒーの相場は変わらずお高めであった。
店内を見渡すと一人のタイっ子女子大学生がスマホ片手にコーヒーを飲みくつろいでいた。 タイの大学生はこのように高校生と同じように制服を着用している。そのため紳士レベルの低い者の目からするとJKなのかJDなのか一目で見分けがつかない。
タイ旅行に来たならばまずは、第一歩としてタイっ子の選別能力を見極れるようになるのが最初の課題である。見極めれるようになったら次のステップに行くといった感じで焦る必要はない。ゆっくりと自分ペースで昇進すれば良いのです。
コーヒー片手に散策していると突如現れるどでかいコンドミニアム。入り口には警備員が常在。その脇には噴水が流れる。
1階にはMaxバリューのスーパーがあるが、この金持ち住居人専用です。といったオーラが解き放たれていて中に入れそうになかった。
すぐ脇は縁果てた小屋が長年放置されていたりとローカル感も健在。歩道脇はバイクや車の整備屋のようなテナントが並び人通り自体少ない。
幻のナイトスポットが存在するのでは?と小道などを含め見渡したが新しい発見は特に何もなかった。
BTSベーリン駅(Bearing) 到達。
ベーリン駅付近は意外にも人が多く野菜やフルーツなどを売る屋台の姿もちらほらとある。えなねこが降り立ったバンナー駅よりも活気がありタイらしさがある。
しかし、まだまだ発展途中のエリア。目新しいものや見所はまったくない。先へと進む。

いかがでしょうか。この歩道橋。
歩道橋の上を延長したBTS線路の高架橋が跨っている。まるで紳士がタイっ子とマクロスしているかのように交差し覆いかぶさっている。歩道橋だって喜びを知っているのです。
そしてこの歩道橋を境にサムットプラカーン県になる。えなねこはバンコクとの県境を越えたと同時に緊張からかピン子が少しピクっとなってしまった。[the_ad id=”13202″]
この後も歩き続けるが右側には道路、その上には延長されたBTSのレールといった同じような景色がループする。要はセメントしかない。
何か変化が必要だ。そう思ったえなねこは道路を渡りBTSの高架橋の真下から柱を見上げた。
う〜ん。メスかな?
柱マニアにはたまらないだろうが、えなねこは柱には興味はない。この柱にはP.10とネームプレートが貼られていた。つまりP.10ちゃんということである。やはりまだ新しいだけあって柱にもハリがある。若さ溢れるフレッシュな柱である。
道路を跨いで逆サイドに移動。この先進んでも特に何もないということでスタート地点であるバンナー駅へと戻る。
歩道脇にある草を眺めたり鎖で繋がれた自転車をみたりと異国のなんでもない景色を満喫。すると左に曲がって〜!というような看板があったので指示通り左に曲がってみた。

うむ。なかなか良い感じの通りだ。行ってみよう。
通りに入るとアパートや民家が現れる。発展途中でまだまだ空き地が多く野生のバナナが生息しているのも確認できた。
隣はBTSの線路、そして先ほどの喜びを知っている歩道橋が見える。先ほどは道路とBTSの高架橋といったセメントしかない景色であったが、少し小道に入っただけでジャングルレベルは格段に上がる。
さらに小道の奥に進むと道端で屈んでいる人を発見。一体何をしているのだろう。
その答えはすぐにわかった。大豪邸の使用人が門前で草むしりをしていたのである。タイではこういった大豪邸が突如現れる。
タイの上流階級のお嬢様の姿を見たく指をくわえながら門の隙間から中を覗いてみたが確認できなかった。
小道を少し入っただけで生活感のある景色に様変わりする。このギャップが不思議で芸術的な感じがするのは自分だけだろうか。
どんな生活をして何を食べて、これからどんな人生を歩むのだろうか。おばちゃんから焼き鳥を1本10Bバーツで購入し食べながら元来た道へと戻った。
スタート地点であるBTSベーリン駅に戻ってきたが、そのままスルーしてもう少し奥まで進んでみることにした。
右を見れば道路、左を見るとジャングルパワーみなぎる小川が流れいる。年中熱帯気候のため植物はすこぶる元気でイキイキとしている。
橋を渡りある物に気づく。
BTSのスカイウォーク(歩道橋)の工事中の様子を発見。まだ連結していない。これから連結の喜びを知るのでしょう。
この超高層ビルはコンドミニアムであった。何階建てなんだろう?えなねこは1、2、3、4、と数えていくが途中でどの階まで数えたかわからなくなってしまった。だいたい40階だと予想。
コンドミニアムの1階部分はスーパのMaxvalueやマクドナルド、さらに和食レストランのやよい軒まであり完全に日本人仕様になっていた。
この建物を徘徊している最中に日本人の姿をかなりの比率で目撃。えなねこは日本人だと感づかれないように鼻の穴を広げ地元タイ人になりきりこの場を凌いだ。
そして下から見えた連結の喜びを今にも知ってしまいそうな歩道橋の部分に到着。日本ではこういった工事部分はマヌケが落下しないようにフルアーマで壁を立て侵入を防ぐがタイではロープが張られているのみ。
基本入っちゃだめだけど入ってケガしたりしたら自己責任だよっ。といったスタンスなのだろう。日本の場合は子供が入って落下→工事会社の責任!→謝罪と賠償! と自分のミスであっても責任を押し付けるのが基本スタイルだがタイは違う。
勝手に入って落ちるマヌケが悪い。危機回避能力のない者は淘汰されていくのが当然であるといった厳しいジャングルの掟が立ちはだかるのです。自分の身は自分で守る。リスクは自分自信で避ける。
この感覚をしっかりと意識しないとタイ含め東南アジアでの生活を円滑に過ごすことは難しいであろう。
こういった意識の違いに気づく俺かっこいい。キリッ。と自画自賛。
知的なできる紳士という設定で沈み行くバンコクの夕日を眺める。さあ。帰ろう。
今回冒険したBTSバンナー駅付近場所・詳細
Googleマップをどでかく表示したい。
BTS・MRT路線図
今回冒険したのはBTSバンナー駅、BTSベーリン、BTSサムローンの範囲。 BTSアソーク駅から30分程度かかります。
タイっ子コスプレイヤーをくんかくんか!
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