バンコクの原宿とも呼ばれる若者の街サイアムスクエアにタイ産アラビカ豆で作った上品質のコーヒーが飲めるお店があります。店には座席が用意されておらずテイクアウトのみ。
おいしいコーヒーを片手にサイアムスクエアで買い物をすることができます。この店のポイントはコーヒー豆。「タイ産アラビカ」の豆を使った上質なコーヒーを味合うことができます。このコーヒーショップの詳しい場所と詳細情報を紹介します。
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フレッシュな学生が超大量に集うサイアムスクエア。ここはチュラロンコン大学の管理する敷地に商業施設が並び小さな一つの街のようになっている。
老人だらけの日本とは違い若者だらけのタイだが、ここサイアムスクエアはさらに若者率が高い。右を見るとタイ女子大生。左を見るとタイっ子JK。そして後ろ向くとタイっ子JC。
さらに少し上を見るとタイっ子幼女がでちゅ。でちゅ。と言いながらマッマに抱っこしてもらっている光景が広がる。
写真中央黄色いお店がコーヒーショップ
タイは大学生でも制服を着ているのでバンコク初心者の目からすると女子高生なのか大学生なのか見分けるのが困難であるとされている。
しかし、日々タイっ子を追跡したり観察することで大学生と高校生の見分けは簡単にできるようになる。バンコクに来た紳士であればまずはこういったトレーニングを日頃から意識し1日でも早く一人前の紳士になれるよう精進してもらいたい。
サイアムスクエアでは至る場所に飲み物とスイーツが一体化したものが売られているが挽きたてコーヒーが飲める場所を探してみると店はそう多くない。
タイと言えばパクチーに激辛唐辛子といったようなエスニックな味だけを好むように思われがちだが、コーヒー文化が日本以上に盛んで種類や飲み方が桁違いに充実している。

こういったコーヒー豆を挽く機械や圧縮して抽出する業務用の物は想像を絶するほど高価でエスプレッソなどが作れる機械と合わせると約100000Bバーツ以上するのが一般的。
物価がタイの中でズバ抜けて高いバンコクの大学卒業の初任給が20000B〜30000Bバーツ程度という中で10万バーツ以上をコーヒーメーカーだけに投資し、さらにテナント改装費などを合わせると膨大な金額になる。タイ人にとってコーヒーショップを営むということは人生の全てをかけた大プロジェクトということになる。

遊びではない。
そんな本気(マジ)な環境がコーヒーの抽出技術にも反映され、タイでは最高レベルのコーヒーを味わうことができるのです。日本の作り置きドバァ〜っといったふざけたコーヒーが出てくることはありえない。
タイのコーヒー無双は止まらない!
タイ北部の山岳地帯はタイの灼熱太陽がふりそそぐ一方で標高の高さから気温が低めと涼しい。そういった環境はアラビカ種というコーヒー豆を作るのに適した気候である。日本ではタイ産のコーヒーはあまり知られていないがタイでもアラビカ種を生産している。
タイ南部でもロブスタ種というコーヒー豆を生産しているが香り・味、全てにおいてアラビカ種よりも断然に劣る。タイ産のアラビカ種は希少で最高のコーヒーを抽出することができる。
そんな希少でありがたいタイ産のアラビカ豆100%の挽きたてコーヒーが飲めるのが、ここサイアムスクエアにあるモンコン コーヒー(MONGOL COFFEE)なのである。モンゴルではなくモンコンと発音するのが正解。
しかし、タイ産アラビカ豆で抽出されたコーヒーはそう簡単には拝めない。その理由とは?
タイ産アラビカ種のコーヒー豆を用意している店では必ずこのようにブラジル産やアフリカ産といったコーヒー豆が選べるようになっていて、その選択肢の一つとしてタイ産アラビカ豆がチョイスできる仕組みになっている。
そしてタイ産アラビカ豆の方が10Bバーツほど安い価格に設定されている。コーヒー素人はいっちゃん高い奴や!高い奴の方がうまい!と思い込んでいるため65Bバーツのブラジル産を選択しタイ産アラビカ豆にたどり着く事は一生できない。こういったからくりがあるためタイ産アラビカ豆のコーヒーと一度は出会っているが見逃している人が多数を占める。
それと同時にタイ産アラビカ豆を味わう資格がある者なのか試されているのだ!
えなねこはコーヒーメーカーに入っている豆を眺め、無言で55Bバーツをレジに差し出した。
そう。タイ産アラビカ豆を使ったアイスコーヒーの価格は55Bバーツ。
しかし他にも55Bバーツのメニューが存在する。しかしモンコンコーヒーの店主は気付いたのであろう。この男は本物であると。つまり本当に価値のあるコーヒー豆であるタイ産アラビカ豆を注文しているということがわかったのである。
日本人はこういったコーヒーの味に疎い者が多い。そんな中、久しぶりに骨のある日本人に出会ったといった感じで店主は一瞬笑みを浮かべた。
味のわかる本物が久しぶりに訪れて来たのを喜んでいるのだろう。店主は慣れた手つきで黄金に輝くタイ産アラビカ豆を挽きアイスコーヒーを作り上げ、えなねこに手渡した。
店主から手渡されたコーヒー。まだ口にしていないが見える!そして感じるぞ!一面広がる豊かな大自然ですくすくと育つコーヒー豆の木。
えなねこはそっと目を閉じる。
タイ北部の山岳地帯。一面に広がる豊かな大地。のびのびとコーヒーの実が実る。
最高のコンディションで成長したアラビカコーヒーの実が輝いている。広い大地。広い空。恵まれた気候。奇跡の条件を満たしたこの環境。素晴らしい!
タイ産アラビカ豆100%のコーヒーを店前で嗜むえなねこの様子を見て行き交うタイっ子達はあの紳士素敵ッ!タイ産アラビカをチョイスするなんてできる男に違いないわ。といった様子で通り過ぎていく。
バンコク旅行に来てタイ産アラビカ豆を味わったことがないとう紳士&ガールはタイ産アラビカ豆に是非挑戦してもらいたい。
モンコンCoffeの場所・詳細情報
上の地図サイアムスクエア(Siam Square)のH-②を目指してください。セブンイレブンが隣にあります。
サイアムスクエアの場所
Googleマップをどでかく表示したい。
モンコンコーヒー(mongkol coffee)はサイアムスクエアという敷地の一角にあります。
BTS・MRT路線図
モンコンコーヒー(mongkol coffee)の最寄り駅はサイアム駅(Siam)です。ソイカウボーイやターミナル21デパートのあるBTSアソーク駅からわずか4駅。この道は渋滞が酷いのでタクシーで行くのはまったくオススメできません。電車でいくのが正解◎
サイアムスクエアってどんな感じ?←解決
コーヒー抽出する機械が約10万Bバーツってマジ?←マジ
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