サイアムパラゴン デパート バンコクのセレブ御用達

バンコクのBTSサイアム駅のすぐ隣にどでかく輝く超高級デパートが存在する。その名は「サイアムパラゴン」。

このサイアムパラゴンはタイのセレブをはじめとする富裕層が買い物しにこの場所に集結する。外観からも高級感が溢れ日本の銀座の街に集まっているようなハイブランドのテナントが集結し買い物を楽しむことができる。

※ただし金持ちに限る。

 

そんな超ハイソでセレブ御用達の商業施設「サイアムパラゴン」の館内様子から詳しい場所・行き方まで紹介していきます。

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サイアムパラゴン来たった!

ガタン ガタン ガタンッ

 

 

シュイーーーン

 

プシュー。

 

ほう。ここがタイで最もハイソで富裕層の買い物スポットとして有名なサイアムパラゴンか。

サイアムパラゴンその名前の通り高架鉄道BTSサイアム駅に隣接する形でどでかく存在する超ウルトラ高級ハイソデパートである。この場所でショッピングをすることは人類のステータスとなるといっても過言ではない。

 

高級感漂い華やかな雰囲気が漂う。しかしどこか殺伐とした空気、オーラのようなものを強く感じた。上流階級の貴族のみが立ち入る事が許されるのか?果たして本当に自分のような者がサイアムパラゴン様に立ち入る事が許されるのであろうか。

そんな不安を抱きながらサイアムスクエアの黄金に輝く入り口を眺めていた。

 

あっ。でも俺。日本でもよくフランス料理食べてるし、この場にふさわしい人間なのでは?と気づく。

赤ワイン片手にエスカルゴに生ハムとか日常茶飯事。まさに貴族。えなねこは胸を張ってサイアムパラゴンの入り口へと向かい館内に入っていった。

 

館内に入ると意外にも人が多い。大理石の床が天井の照明を反射しピカピカと輝いている。

鼻くそ1つ落ちていない綺麗な床。清掃も徹底されている。さすがセレブの御用達の商業施設である。

 

タイ含む海外の階数カウント事情は日本とは大きく異なる。

日本では地上から数えて1F、2F、3Fと規則正しくカウントアップしていくが、ここサイアムパラゴンデパートはそう簡単ではない。

「GF」→「MF」→「1F」→「2F」というふうに階数を数えていくのが基本となる。もしサイアムパラゴンの1階で待ち合わせした場合、3階に相当にする1Fに行くのが正解となる。

えなねこはサイアムパラゴンのMF(日本人の感覚からすれば2階)のメインの入り口から入店した。

 

 

MF(日本人の感覚では2階)

入って早々に焦る。左に曲がればDior様。右に曲がればシャネル様。そして後ろに下がればブルガリ様とPRADA様。

もはや逃げ道はない。四方八方からハイブランドの直営店に囲まれてしまった。中を恐る恐る覗くとスーツをビシッと着た小綺麗なスタッフが礼儀正しく腕を前に組みセレブ様がご来店するのを待っている。

目を合わせないように横目で相手の動きをチェックし逃げるようにこの場を離れる。

 

しばらく歩くと通りのショーケースに光り輝く腕時計が展示されていた。G-SHOCKかな?と近づくと。

 

ROLEXッ!

 

金持ちはこういった場所で買い物をするのが楽しいのか。自分には、とてもじゃないが理解できん。

このMFフロア(日本人の感覚では2階)にはハイブランドのアクセサリーやカバン、化粧品が中心となる構成でありバンコクに来た観光客のほとんどの人が実際に買い物するわけではなくスルーするフロアとなる。MFフロアは高貴すぎて息苦しいフロアであった。

 

サイアムパラゴン内の壁からはジャングルパワーみなぎる本物の植物が植えられている。1つ上のフロアへ昇った。

 

1F(日本人の感覚では3階)

エスカレーターで1F(日本人の感覚では3階)に昇ると現れたのは我らのユニクロ。1つフロアを昇ると敷居はガクンと下がりサイアムパラゴン特有の息苦しさは軽減される。

日本ではユニクロは安物扱いされているがタイでは立派なブランド服として認識されている。

 

ここ1F(日本人の感覚では3階)にはお香などの小物や華やかな佇まいをした衣類の店舗が並ぶ。やはりこういう意識高い系の場所には、あのシアトル発症の地としたコーヒーチェーン店「スターバックス」様のお姿も確認できた。

ここのスタバはあの緑のトレードマークを控えサイアムパラゴンの内装のイメージカラーである白に統一させられいるのが確認できた。日本では緑のカラーで所構わずブイブイ言わせているスターバックスであるが、ここサイアムパラゴン様には頭が上がらない様子であった。

 

2F(日本人の感覚では4階)

2階はメンズファッションやゴルフ・スポーツ用品といったオシャレ紳士御用達となるエリア。

POLOやH&Mなど日本人からすれば特に目新しいものではないが海外特有の広々としたスケールの違う環境で買い物をしたら同じ物でもより高い満足感が得られそうである。

 

えなねこも昔にタイで購入した衣類があるが、これはあの時タイで買ったシャツなんだよなぁ。とふと思い出す時がある。ただの衣類にも思い出という素晴らしい付加価値がつくこともある。このフロアならなんとか買い物が楽しめそうだ。

 

しかし、ここは言うても天下のサイアムパラゴン様。ほのぼのとした庶民的な店舗が立ち並ぶ中に突如、高級自動車の展示場が現れる。ロールスロイスってやつでしょ?大統領っぽいね。[the_ad id=”13202″]

 

これは何?ランボルギーニ?高級車すぎてわからん。2000万円とかするんでしょ? 2000万円あったらショート約1万円だとしたら2000回もタイっ子とくんかくんかできるな。

2000÷365(1年)=5年6ヶ月 毎日1回くんかできる計算になる。現実問題毎日はきついから3日に1度だとしても5年6ヶ月x3=16年6ヶ月 くんかできるわけだな。自分なら後者の3日に1度ペースでくんかを選択するな〜。金持ちって超アホだな。と一瞬思ったがすぐに気づく。

金持ちはランボルギーニも買うし、3日に1度くんかだってする。両方実現させるのだ。どっちか1つという訳ではないことに気づき、思考からして自分は小市民だと実感させられた。

 

3F(日本人の感覚では5階)

3F(日本人の感覚では3階)には携帯電話などを売るモバイル、インテリア・家具や生活雑貨、書店、子供用品などの店舗があります。

タイでモバイル関係の店を見るとごちゃごちゃした店構えの店舗が多いがサイアムパラゴンにあるテナントでは小汚い外観や商品陳列は許されないようで綺麗に商品が並べられいた。

こういったモバイル市場は中国の企業が独占し日本製品をもはや見かけることはない。タイでは韓国のサムスン、中国企業のoppo(オッポー)、Vivoなどが人気があり看板を至るところで見かける。日本のSONYや東芝などの製品はもはや息していないのが現状である。

 

そんな日本企業が息していない現状を目の当たりにし寂しさ否めない状況の中に紀伊国屋書店(きのくにや)たるものを発見。

この紀伊国屋書店は正真正銘の日本企業である。1927年に開業し東京の新宿に本店を構える。日本やタイなどの東南アジアだけではなく、アメリカやオーストラリアにも進出しているグローバルな本屋なのである。

創業者の田辺家の先祖は紀伊徳川家の江戸藩邸に勤めておりその時にはじめた商売の屋号(店舗名)から現在の紀伊国屋という名前の由来になっている。当初は書店ではなく材木問屋であった。

フジカラーも最近フィルム作ってなくね?という感じで時代に合わせて事業内容を変化させてきたのであろうと勝手に妄想し、しばしこの場を楽しんだ。

 

4F(日本人の感覚では6階)

4F(日本人の感覚では6階)は洗濯機などの大型家電やおしゃれなインテリア用品が立ち並ぶ。特に見所はないので省略。

唯一このフロアで輝いていたのはこの観葉植物。造花かな?と思って手で突っついてみたが本物であった。ジャングルパワーの恩恵を存分に受けイキイキて生えている。タイの本場ジャングルパワーのすごさを改めて思い知る事となった。

 

さらに上のフロアを目指す。エスカレーターを昇っている最中にキャラメルポップコーンの香り。ディズニーランドっぽい香りがした。

 

上を見上げると超巨大なシャンデリアが高貴に光輝いている。昔、日本のそごうにもこんなシャンデリアあったよなぁ。どこか懐かしさを感じた。

そごうは昔、でで〜んとサイアムパラゴンに引けを取らない巨大シャンデリアを店内に飾っていたが今は息してないもんな。

 

5F(日本人の感覚では7階)

映画館、ボーリング場、カラオケ、キッザニアがあり日本にはないスケールに圧巻。日本の狭すぎる国土では実現は難しそうである。タイでは日本よりも1、2ヶ月早く映画が上映されるのが基本。

上映前の起立
タイでは朝の8時と夕方18時の2回国家が流れ、起立してその場で停止することは有名だが、映画が上映する前にも必ず国歌が流れ起立し王様への敬意を示す必要がある。

 

タイのこういった商業施設の作りは日本ではありえない設計になっている。下を見ると吹き抜け構造で日本の建築法では実現不可っぽい。

デカイ鼻くそ落下させただけでも、この高さだと直撃した人はかなりの衝撃になると予想できる。タイ旅行にいった時は上からの落下物に備えエスカレーター下などを歩くのを控えたほうが良いかもしれない。てか水の中に人が浸かってるのが見えるけど何でなの?

 

サイアムパラゴンの最上階は映画館などのアミューズメント施設。

GF(日本人の感覚からは1階)にはまだ行っていないのでエスカレーターをリズムカルにタタン♪タタン♪と歩いて下りGFフロアへ向かった。

GF(日本人の感覚では1階)

GF(日本人の感覚では1階)はマクドナルド、ラーメン、カレー屋CoCo壱番屋などのある飲食エリアです。

 

CoCo壱番屋とかでもサイアムパラゴンのテナントデザインのためか屋根がなく落ち着かない雰囲気の座席になっている。人の多い時はここで食事するのは嫌かもと個人的には思った。この飲食エリアはとにかく人が多い。

 

タイでも日本のショッピングモールにあるようなフードコードが必ず存在する。

サイアムパラゴンという超高級デパート内のフードコートだからお高いんでしょ?と値段を見てみるが、まったくお高くない。タイ人向けのレストランと同じくらいの価格で食べることができる。

 

フードコートの相場

[バーツ]

サイアムパラゴンの中にあるフードコートの値段はカオマンガイが70Bバーツでエビチャーハンが90Bバーツとその変の大衆屋台と価格の開きはさほどない。

タイ屋台などはカオマンガイが50Bバーツ程度で、エビチャーハンが60Bバーツ程度が相場である。さらにサイアムパラゴンのフードコートは綺麗で衛生面でもタイ屋台よりも断然に上だという事を考えるとまったく高くない。むしろ良心JV錠よりも良心的なのである

 

こういったフードコートの基本はまずはチャージ式の食券カードを購入してから食べたいお店にカードを渡し食券カードから代金を支払うという形になる。

日本のように各店舗ごとにレジがあって会計を済ますわけではない。やや面倒な部分がある。

フードコートの前に食券カードカウンターがありチャージする金額を自分で決める。1人前なら300Bバーツもあれば確実に足りるので1人あたり300Bバーツで計算してチャージすれば良い。

使い切らなかったカード残高はカードを返却すると全額戻ってくる。現地に住んでいる人であれば残高をいちいち精算せずに次回使う時までとって置けば良いが我々観光客はその都度精算するのがベストといえる。

 

このレストランやフードコートメインのGF(日本人の感覚では1階)フロアはサイアムパラゴンの意識高すぎるオーラが低く大衆的な雰囲気であった。

次は最後となるBF(地下1階)へと降りる。

 

BF(日本人の感覚では地下1階)

上の階から見下ろした時に水に浸かっているように見えたが近くで確認すると床に水がペイントされているというカラクリであった。

 

地下フロアはサイアム・オーシャン・ワールド(Siam Ocean World)という水族館があります。

ものすごく人が多く大行列になっている。サイアムパラゴンへ出向いたのは土曜日だったということもありディズニーランドのような大行列。チケットを購入するだけでも1時間は必要になる。

 

サイアム・オーシャン・ワールドには水族館は2005年にオープンと割と古めだが、かなり完成度が高く立派な水族館として人気がある。

水族館の他にも5Dシアターという映像の飛び出る映画に座席が揺れて、風が吹き付けたりするアトラクションもあるが水族館のチケットとは別に買い足す必要がある。

さらにグラスボードプランといって水槽を上から覗くことができる特別プランなどがありプラスαで料金は跳ね上がっていく。

[バーツ]

水族館の入場料金はバンコクの止まらぬ物価上昇と共に毎年のように上昇。2017年3月時点では大人990Bバーツ。子供790Bバーツとなっている。

しかしこの料金は外人だけで現地タイ人は490Bバーツが基本となる。さらに現地タイ人はクーポンやらラビットカードなどの電子マネー決済などを駆使し無料〜250Bバーツほどで利用している。

我々外国人もバンコク現地の旅行代理店などで普通に25%割引程度のものなら探せば手にいれることができる。さらに旅行代理店のあのJTBからネット予約すると半額程度にまで簡単に入場料金を下げることができる。

JTBサイアムオーシャンワールド割引料金

 

直接入り口の前の看板に提示されている定価の入場料金で入るのはかなりカモられているという認識を持つべきである。

住所 991 Rama 1 Road, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand サイアムパラゴン BF
住所(タイ語) 991ถนนพระราม1ปทุมวัน กรุงเทพฯ 10330
電話番号 02-610-8000
営業時間 10:00〜22:00
休業日 なし

 

サイアムパラゴンの場所詳細

 

Googleマップをどでかく表示したい。

 

BTS・MRT路線図

スクリーンショット_2016-10-12_19_02_24サイアムパラゴン(Siam Paragon)の最寄り駅はBTSサイアム駅(Siam)です。ソイカウボーイやターミナル21デパートのあるBTSアソーク駅からわずか4駅。この道は渋滞が酷いのでタクシーで行くのはまったくオススメできません。電車でいくのが正解◎

 

サイアムにはサイアムスクエアやサイアムセンター、サイアムパラゴンなど名前が似ている観光スポットが数多く存在します。エリア的に多くの商業施設・観光スポットがあるので理解しずらいが上のサイアム周辺の配置図を見れば理解しやすくなる。

今回紹介したサイアムパラゴンは上の地図の右上に位置する。BTSサイアム駅からは①、③、⑤番出口を目指すと◎

 

サイアムスクエアってどんな感じ?←解決

バンコクの若者が集う街 サイアムスクエアとは?

2017.01.18

 

スクリーンショット 2017-01-19 20.46.14サイアムスクエア内専用マップで
お店を紹介!

 

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