
上の地図のピンク文字の箇所がチャイナタウンヤワラート(ファランポーン駅周辺)のナイトスポットの場所となる。
任務!中華街ヤワラートの立ちんぼで炸裂させよ!
えなねこは地下鉄MRTに乗り終点駅であるファランポーン駅へ到着していた。ここMRTファランポーン駅近くにはチャイナタウン・ヤワラートと呼ばれる観光スポットがある。
この中華街ヤワラートでは現地雑貨や屋台が超大量に立ち並ぶ。本格中華レストランも大量にあり、フカヒレやツバメの巣といった高級食材を使った本格中華料理をタイにいながら堪能できるということもあり人気のある観光スポットである。
しかし、そんな観光スポットとして人気のあるチャイナタウンヤラートにやってきた理由は買い物などではない。
ピン子を炸裂しに来たのだ!
ヤワラートは我々外国人観光客だけではなく現地タイ人の観光客も目立つ。しかしナイトライフに関しては地元のタイ人御用達のエリアであり我々、日本人などの外国人が近づく場所では決してない。
インターネットを駆使し、ここヤワラート周辺の立ちんぼなどのナイトライフで実際に炸裂をさせたという勇敢なる紳士の情報は見つからなかった。
タイの首都バンコクには数多くのナイトスポットがありその中でも代表的存在なのがゴーゴーバーである。しかしゴーゴーバーの料金はタイ爆上げGDPの波に押されタイの物価は中学生の煮え滾るピン子のように反り上がり上昇する一方である。
そんな波に押され東南アジアのお手頃価格が崩壊し決して安いとは言えない金額となった。ピキーッ!こんな物価じゃピン子を炸裂できないよ!誰か助けて!そんな助けを求める紳士のために、えなねこは立ち上がったのである。
冷気茶屋置屋へ行く!
地下鉄MRTファランポーン駅(Hua Lamphong)から歩く事7、8分。やってきたのは冷気茶屋と呼ばれる置屋だ。この画像でも確認できる赤色の看板で奉域燕みたいな中国語で書かれている場所が置屋になっているとネットから情報を得ていた。

うむ。間違いない。ここだ。
てっきり置屋の前にはタイっ子が群がって客引きしているのかと思ったが静かである。中を恐る恐る覗いてみる。
中を覗いても誰もいない。シーンと静まりかえっている。どうやら今日は不運な事に休みのようだ。じゃあ次の日、また来れば良くない?
次の日また来てみた。
今、自分がこうしている間にもゴーゴーバーの物価上昇でピン子を炸裂させたくてもできない紳士がいると思うと、いてもったってもいられない!そんな現状がえなねこの背中を押すのである。
冷気茶屋の目印はあの赤い看板だが、もう一つ目印となるものがある。
右側の通りにある建物に、中国らしくミッキーマウスの偽物の看板ガッセッキーマウスがあるのでこの場所を目指す紳士はこれらを目印にすると良いだろう。
2度目の冷気茶屋訪問。
前日は静まり返っていた鉄の扉の中は食堂として賑わっていた。一体どういう事だ!この店の亭主らしい人物がいたので情報を聞き出してみた。
えなねこ
おっさん!この場所は冷気茶屋という置屋ではないのかい?
亭主
んっ?ああ。置屋?2015年に潰れたよ。摘発された。
えなねこ
なんだとっ!?(随分前になくなってたのか。)
えなねこ
置屋があったの時はどうだったんだ?ここに来た紳士たちは、ちゃんと炸裂できていたのか?
すると亭主は目を細め活気のあった当時の様子を語ってくれた。亭主の話によると毎日この場所にはタイ人中心の紳士が集い、よりすぐりのタイっ子を見つけ出し見事に炸裂させていたと当時の状況を語ってくれた。
時代の流れというのは切ないものだ。さみしげに語った亭主であるが、この場に再び炸裂を求めやってくるサムライ紳士がいることに驚いていた様子であった。
えなねこ
おっさん世話になったな。辛い過去を話してくれてありがとな。
お礼を言いえなねこは手の平をクロスに組みブンブン!というゼスチャーをしてピン子に幸あれ!と別れの挨拶をした。
すると、おっさんも手の平を組み
笑顔でこう言った。

ピン子に幸あれ!
立ちんぼを探す!

チャイナタウン・ヤワラート付近の立ちんぼはジュライロータリーと言われるくるくるした交差点付近に出没する。
くるくるした交差点というのは信号機を必要としない仕組みの交差点で東南アジアやヨーロッパなどでよく見かける交差点である。
日本にも超レアだがこのようなくるくる交差点は存在する。信号機の設置費用が必要なく渋滞が解消されるというメリットがある。日本ではこの交差点をもっと活用して一般的に広めようという計画もある。
くるくる交差点にたどり着いたえなねこ。このくるくる交差点の中央は公園になっており、その周りを車は見事にくるくると回っている。
このくるくる交差点の中央は公園になっているが、公園まで渡る横断歩道などはなく、ひっきりなしに車が回っていて公園まで渡る難易度は高い。しかし中央の公園には感じるものがある。
行ってみよう。
ゴゴゴゴゴッ!
なんなんだ!この気はっ!
一体このこの公園には何が潜んでいるというのだ!?恐る恐るえなねこは門の先にある公園へ入った。
ジュライホテル跡地
公園を見渡したが特に変わった様子はない。この公園から感じた凄まじい気は勘違いだったのだろう。ちなみにここジュライロータリーの呼び名にあるジュライは左側に見える小汚い建物のことである。
小汚い建物はかつてはジュライホテルとして営業していた。このジュライホテルは1980年頃世界中の紳士がピン子を炸裂させにやってきたという。1泊80Bバーツという安宿でインターネットの普及してない時代でこの場所にたどり着く紳士は今の時代に換算するとモンスター級の凄腕紳士と言えるだろう。
しかしこのジュライホテルは汚すぎ〜という事で1995年10月30日に閉館した。昭和の凄腕紳士たちはこの場所でどんな炸裂をかましたのであろうか。
えなねこはジュライホテルを見上げ当時の様子を妄想で楽しんだ。そして凄腕の先輩方に尊敬の意を込めてジュライホテルに敬礼をした。
ペチペチペチペチッ。
んっ!?なんだ!?
1匹の猫が水瓶に溜まった水を美味しそうに飲んでいる。タイではこういったツボや水瓶をよく見かける。水瓶の中には決まって自然発生したであろうグッピーが大量に泳いでいる。
そんなオエッちょな水を飲んでいる猫はこちらに気づくとちょいと撫でてけと近づいてきた。そんな猫を撫でてあやしていると背後から突然
メーオ ナーラック マークルゥ〜イ!
(ネコ超かわいい!)
だっ!誰だ!
でで〜ん!
なんと!背後から小学校高学年であろう少女が突如現れた。この公園から感じた気の正体はこのエキゾチック少女であった。これはピン子様のおもしべし違いない!ピン子に幸が来たのである!

ありがとな。おやじ。
えなねこ
猫かわいいよね。
エキゾチック少女
うん。
えなねこ
今いくつなの?
エキゾチック少女
ワタシ11歳よ。あなた日本人?
えなねこ
その通りだよ。良くわったね。(頭ナデナデ)
一通り猫を撫でたエキゾチック少女はプリッと背を向け去っていった。エキゾチック少女はこの後も公園でキックボードをして遊んでいたのでその様子を指をくわえながら見つめ目でくんかし、立ちんぼ捜索を再開する。
そしてローターリーに隣接する路地を歩いていると何かを発見。近づいてみよう。

立ちんぼA
あんた1本いっとく?1000Bバーツよ。
えなねこ
いえ。お断り申し上げます。
どうやら椅子に座っているのも立ちんぼのようだ。この通りには2、3人立ちんぼがいたがどれもモンスター級であった。ロータリーに隣接する別の路地に場所を変えて捜索を続ける。
おばあちゃん置屋

老婆
あんた一本行っとく?500Bバーツよ。
えなねこ
(お。おばあちゃん…。)
まさかの歯のないおばあちゃん登場に失笑。ファランポーンエリアの立ちんぼは若いのがいるという希望を兼ねた噂があったが、これが現実である。
クレオパトラ
老婆の立ちんぼ置屋のある通りを少し歩くとクレオパトラというマッサージパーラ現れた。店先からはクレオパトラ的なエキゾッチックな音楽が流れていた。
近づいてみるとエジプト感満載であった。クレオパトラ度は極限レベルに高い。美術館の絵を眺めるかのように外観をしばし見学した。
いつしか日は沈みかけ暗くなっていた。クレオパトラの奥の道や路地をくまなく散策したが立ちんぼの姿はなかった。
日は完全に沈み完全に夜になった。くるくる交差点のジュライローターリーに戻る。さきほど訪れたこの場所だが日が沈んだ事で雰囲気は一変。
立ちんぼ超いそうじゃん。
ロータリーの周りを歩くが立ちんぼの姿はまったくない。現在の時刻は20時51分。
立ちんぼのいるマカーム通り ソイ2(Makham2)
最初に立ちんぼがいた通りにもう一度入ると立ちんぼは5、6名ほど確認できた。夜の21時くらいが立ちんぼのピークのようだ。この近辺の立ちんぼは日本人を含む外国人観光客をターゲットして活動しているわけではないので立ちんぼに相当近づかないと声をかけらる事はなかった。
立ちんぼのいる通りを150mほど進むと右手にセブンイレブンがあり、この通りの目印となる。
セブンイレブンの前はT地路になっており、そこでスワリンボを発見!JC発見か!?

全然違った。
スワリンボの正体は謎のTシャツを着たゴリ子ちゃんであった。奥にいるタイっ子も小汚いキティーちゃんのキャミを着ているものだからてっきり若いのかと思ったが余裕の20オーバー。
通りにいる立ちんぼに料金を聞くと私たちはエース(可愛い)だから1000Bバーツ。ホテル代が150Bバーツだと口を揃えた。ホテルはこのスワリンボが座っていた建物にホテルがあると教えてくれた。エースという言葉がツボっていまいニタニタが止まらない。
先ほどまで1階にホテルがあったのだが鉄の柵扉は閉まっていてホテルが見当たらない。客が入るとホテル前の鉄の扉を閉めるという超警戒態勢でヤワラートの立ちんぼは営業していた。
何気にちょくちょく立ちんぼはいるがモンスター級ばかり。最初の言い値が1000Bバーツスタートなので500Bバーツ程度までは下がると予想。このロータリーに面した通りにはマカーム通りソイ2(Makham2)という小さな路地がある。
このマカーム通りにソイ2はちょうどジュライホテル跡地の裏側となる。この通りにもたちんぼがいたので話を聞いてみると、この通りにも150Bバーツのホテルがありそこで炸裂させることが可能だという。
さらに40代のおばちゃんの立ちんぼは300Bバーツだと言っていた。タイ人客の姿も5人ほど見かけたがタイ人でも若者は一切いなく40、50歳のタイ人客しか見かけることはなかった。
立ちんぼに日本人を含めた外国人は来るのかと質問すると全く来ない、なんであんた知っているの?と逆に質問された。
さらに立ちんぼの一人はいつもはテルメーカフェやスクンビット通り(アソーク駅周辺)で立ちんぼをしているのだがテルメーで出会った紳士と愛人関係を結んでいてテルメーカフェでは働けないため人里離れたこの場所でコソコソと立ちんぼとして働いているのだという。この子も、ものすごくブスだった。という事で・・・。
解散ッ!
地下鉄MRTファランポーン駅に戻ると国鉄ファランポーン駅(ディーゼル列車で走る電車の駅)が綺麗にライトアップされていた。
まさにエンディングとしてふさわしい景色だ。と腕を組み、しばらくの間眺めた。
ファランポーン駅前には路上ソムタムバ屋台という現地タイ人が利用する屋台スナックがある。タイ料理のソムタムは酒のつまみとしても有能でタイ人は酒とソムタムという組み合わせを日常的にする。[忍者広告2]
ヤワラートエリアのナイトスポット場所・詳細情報
地図のピンク色で記してある場所がチャイナタウン・ヤワラートの全ナイトスポットの場所であり、えなねこが回ってきた場所である。
冷気茶屋(跡地)

冷気茶屋は2015年に閉幕。以前は写真の椅子が積み上げられてる階段の周りにタイっ子待機しており階段の上がホテルになっていた。
赤い看板とガセッキーマウスの看板が目印となる。Googleマップで確認

おばあちゃん置屋

歯のない老婆がいる置屋。言い値は500Bバーツ。
話かけるとカリブの海賊の人形のようにガクガクと動く。歯がないのでタイ語の発音は相当悪く聞き取りづらい。英語はしゃべらない。Googleマップで確認

クレオパトラ(マッサージパーラー)

エジプトのBGMが流れている。現地タイ人が利用するマッサージパーラ。中は謎だがファランポーン周辺の立ちんぼ状況をみると期待はきできない。
料金も不明。謎に包まれた古代遺跡である。Googleマップで確認
ジュライローターリ

ジュライホテルの前という事でジュライロータリーと呼ばれている。くるくるした交差点の中央は公園になっている。
このジュライホテルの裏側が立ちんぼエリアとなっている。つまり現在でもかつてのジュライホテルの名残があると言うロマン溢れる場所でもある。Googleマップで確認
ジュライホテル裏付近の立ちんぼエリア
ジュライホテルの裏側が立ちんぼエリアとなる。(左の地図のピンク色の範囲)
くるくる交差点には左の地図でも確認できるようにいくつかの小道と隣接している。全ての小道をチェックしたが立ちんぼの姿は一切なくピンク色の範囲に限定されていた。


料金はエース1000Bバーツ(ブス)、おばあちゃん500Bバーツ、40歳熟女300Bバーツ、元テルメーたちんぼ1200Bという料金結果となった。これは言い値(初期値)でありここから交渉次第で絶対に料金は下がると予想できる。
自称エース(1000Bバーツ)の座っていたセブンイレブン前のT地路の場所を記してあります。Googleマップで確認

BTS・MRT路線図
ここで紹介したチャイナタウンヤワラートのナイトスポットへは地下鉄MRTファランポーン駅が最寄り駅となります。ファランポーン駅(Hua Lamphong)はMRTの終点駅となる。③番出口を出るとジュライホテルのくるくる交差点まで最も近い。
伝説のジュライホテル前公園風景と少女のYouTube動画
[最後ナイトスポット]