タイの首都バンコクにあるドンムアン空港。この空港は日本からエアーアジアやスクートなどの格安航空会社であるLCCを利用した時に到着する国際空港である。
JALやタイ航空などを利用してバンコクへ向かうと、ここで紹介するドンムアン空港ではなく2006年に開港した比較的新しいスワンナプーム空港に到着する。
エアーアジアAir Asia
ピーチpeach
スクートscoot
タイガーエTtigerAir
ジェットスターjetstar
[バーツ]このドンムアン空港からバンコクの市街地へ移動するには基本タクシーとなる。タイの空港(ドンムアン空港、スワンナプーム空港)からタクシーを利用するのに運賃とは別に50Bバーツの空港乗り入れ料が必要になる。[the_ad id=”13198″]
例えば空港の正規タクシー乗り場から乗車して目的地に到着した時のメーターは100Bバーツだったとすると、それとは別にさらに50Bバーツ、合計150Bバーツをタクシーの運ちゃんに支払う必要がある。
しかしドンムアン空港にある秘密の階段からドンムアン空港の外に出ることができ、そこには多くのタクシーが待機している裏技スポットがある。
この裏技スポットを使えば50Bバーツのタクシー空港乗り入れ料は必要なくなる。つまり50Bバーツお得にタクシーに乗る事ができる。
このタクシー空港乗り入れ料を払わなくて済む裏技を実際にえなねこが体験してきたのでその流れを紹介していきます。
ミッション!ドンムアン空港からタクシーを円滑に利用せよ!
成田空港より約6時間30分のフライトを経て無事バンコク・ドンムアン空港に到着。
空港に出るとタイの独特の匂いがブワーッと鼻に入る。この匂いを嗅ぐとおっ。タイに来た来た。とより実感が湧く瞬間でもある。
ドンムアン空港に到着したら、まずはSIMカードをゲッツする事から始めるのが基本。
ドンムアン空港にはタイの携帯キャリアtrue(トゥルー)のシムカード正規販売店がある。このSIMカードを自分のスマホに差し込むとタイの電波をつかってインターネット通信や通話ができるようになる。
trueのSIMカードのタイっ子販売員と笑顔でトーク。ついでにタイっ子販売員を目でくんかしSIMカードをサクッと購入し準備万全。
いつものようにドンムアン空港内にあるタクシー乗り場へと向かう。ドンムアンのタクシー乗り場はこのtrueシムカード販売所よりもさらに奥にある。
時期や時間によるのだろう。いつもはガラガラなタクシー乗り場だが大混雑していた。20分以上は待つ必要がありそうだ。
タクシーの順番待ちをしている列に南国のイケイケ幼女がいたら眺めているだけですぐに時間が経ち並びも苦ではないが、この日はイケイケな幼女もいなければイケイケいなタイっ子の姿すらない。並ぶのは相当忍耐が必要になる。
列に並ぶ事2、3分。そういえばドンムアン空港から50Bバーツの空港乗り入れ料を取られないで済むタクシー乗り場があるとタイブログで見た事があるぞ!
ウリも挑戦してみよう!
裏技タクシー乗り場までの行き方・手順
iPhone片手にドンムアン空港で空港乗り入れ料が必要とされないタクシー乗り場までの行き方を検索。すると詳しい行き方の手順が書かれたブログがもっさりと出てきた。
その手順が写真付きで丁寧に詳しく書かれていたが、えなねこは一刻も早くゴーゴーでピン子を炸裂させたいということで先を急いでいた。そのためブログをよく読まず、ほうほう。うんうん。なるほど。ok。とざっと読んでiPhoneをポケットにしまった。
これが悲劇の始まりであった。
手順1 Amariの看板を探す
ドンムアン空港のタクシー乗り場やSIMカード売り場などがらある同じフロアにAmari(アマリホテル)の看板があり、そこからドンムアン空港の外に出れる出入り口があるという。
Amariの看板(入口)はすぐに見つかった。さきほどSIMカードを購入したtureの反対側に伝説のAmariの出入り口を発見。
本来はこのAmariの看板を目印にして近くにある階段出入り口で2階へと登るのが正規ルート(正解)となる。
しかし、えなねこは違った。
Amariホテルの看板の洞窟のような出入り口に入り。
エレベーターで3階まで昇った。
エレベータで3階まで行くと、先ほどネットで確認したのと似た階段があるのを発見。
キョドリながら階段を降りる。
手順2 1階と2階の中間にある出入口を突破せよ!
階段を降りると1階と2階の中間に先ほどネットで確認した出入り口を発見。
エレベーターに乗る必要はなくAmariの看板近くにある階段を昇り、1.5階の位置に値するこの場所に出入り口はある。よく確認せずに先を急いだため少し遠回りしてこの場所にたどり着いた。
この1.5階部分に相当する出入り口を進むと必死こいて並んで50Bバーツを余計にとられるマヌケな観光客の姿を一望することができる。
心の中で情弱wうぇーい☆と叫び、情報強者としての優越感でニタニタが止まらない。
手順3 ちゃっかり右側にある外への出口を見逃すな!
うぇーい☆して次に見える景色は、いかにも裏技です。という雰囲気全開の薄暗い通路に差し掛かる。
本来であれば上の画像の黄色い矢印の先にある出入り口を出ればドンムアン空港の外に出る。そしてタクシーがびっしりと待機している裏技スポットに到着する。
しかし、えなねこはこの出入り口に気づかず前へと突き進んだ。[the_ad id=”13202″]
エスカレーターが現れ他に道はないので迷う事なくエスカレーターを下りる。
するとアマリホテルのロビーが現れた。ガラガラとスーツケース引いた日本人がこの場所に来たら、ホテルの従業員は絶対に当ホテルに宿泊されるお客様だと勘違いするに違いない。
いらっしゃいませとか言われたら気まずすぎる。心の中で僕違うんです。宿泊客に見えるけど僕は違うんです。と言いながらこの場を通過しようやく外に出れた。
大通りにはタクシーが無数に流れていてイレグイ状態だった。すぐにタクシーに乗車することができた。バンコクの市街地であるスクンビット駅周辺へと向かう。
タクシーに無事乗車し、ふぅ。初めてのルートで苦労はしたが、これで50Bバーツお得にタクシーに乗る事ができた。と達成感に浸った。
タクシーの窓から外を眺めると様子がおかしい。ぐるぐると立体道路を渡りドンムアン空港の反対側の道路へと移動していく。
そう。
ドンムアン空港の2階にある正規タクシー乗り場からだと立体道路をぐるぐると回って大通りに出る必要はないが、この裏技ルートからだと1階部分に相当するため立体道路に昇りぐるぐる大回りしないと大通りに出れないのだ。
なので時間的には5分。距離的には1キロ以上は正規タクシー乗り場よりもロスすることにはなる。このようなロスを考慮すると50Bバーツまるまるお得になるわけではない。良くて25Bバーツ程度かなという感想を持った。
50Bバーツの空港乗り入れ料をカットするにはスーツケースなどの荷物を手に持って階段を上る必要がある。迷わずにタクシー乗り場に出れたとしても約5分ほど時間を要する。
[バーツ]
しかし、ドンムアン空港の正規タクシー乗り場が大混雑していたら間違いなくこのルートからタクシーに乗るべきである。ものすごく効率的なタクシー乗り場であることには間違いない。
正規タクシー乗り場以外だとぼったくりに合う可能性大!
タイのタクシーも日本と同様にメーターを使い料金を算出するのが普通だが我々、観光客相手だとメーターを使わずに100Bバーツや200Bなどと直接交渉に持ち込まれる可能性が高い。
当然メーターを使った方が安く行ける。タクシー運転手にコイツ観光客で相場知らなそうだな。ボレそうだな。と思われたらメーターを使わずに適正価格よりもはるかに高い金額を提示されてしまう事は頻繁に発生する。
タイ旅行に行けば1度や2度、人によっては10回以上こういった状況に遭遇する。ドンムアン空港の正規タクシー乗り場以外からだと、このような悲運に見舞われる可能性が高いということも考慮すべきである。
ドンムアン空港の正規タクシー乗り場からだと確実にメーターを使ってもらえるので適正な料金で目的地へ行く事ができる。
SIMカードって何?←解決
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