成田空港から格安航空会社LCCのスクート航空を使ってバンコクまで行った時の機内様子を紹介していきます。
奇跡的に片道25000円でVIPPERなビジネス席をゲッツした。えなねこは普段バンコクへ行くのはエアーアジアのエコノミーを利用し、鼻垂れ小僧と一緒の狭い席に座り、まだかまだかと狭い機内座席でバンコクに到着するのを待っていた。
しかし、今回の旅は違う!
優雅なビジネス席に座りバンコクへ向かうのだ。飛行機のビジネス席というのは新幹線のグリーン席などとは違い桁違いに料金設定が高く、裕福な人間。すなわち選ばれた優秀な人間しか乗る事ができないものである。
そんな優秀な人気に紛れてガセ野郎がビジネス席に紛れ込んだ。そう。このブログの著者えなねこである。[the_ad id=”13198″]
スクート航空乗ったよ!キャピッ☆
スクート航空は成田空港からバンコクへの直行便を2016年11月1日より開始した。格安航空会社LCCである。
ビジネス席だと機内に優先入場することができる。そして快感なのがエコノミー席の人とは違う区切られた別のビジネス席専用レーンに並び、周りからはあっ!あの人!ビジネス席なんだ!うらやましい!とエコノミー席の小市民の声を聞くことができる。
いざ!優先入場で機内へ!
スクート航空のビジネス席は機内に優先的に入場できる。ガヤガヤとエコノミーの一般庶民が並ぶ中、我らビジネスクラスの貴族は優先的にゲートを突破する。優越感でニタニタが止まらなかった。エコノミーの小市民が指をくわえながらこちらを見ているぜ。
スクート航空のビジネス席はスクートビズと呼ばれている。飛行機の型式、種類によって異なるが、今回乗車するスクート TZ291便には21席のビジネス席がある。その他はエコノミー席である。格安航空会社LCCにはファーストクラス席がない。つまりは格安航空LCCではビジネス席が最高権力者となるのだ。
スクート航空の機内に入ると現れるのは小市民が着席するエコノミー席がずらりと所狭し配置されている光景が現れる。
ほう。庶民は大変そうだのう。と腕組みをしながらVIPPER席であるビジネス席を目指す。
これがビジネス席!豪華で広い!何やらボタンもいろいろ付いているのが確認できる。ここでキョロキョロしたり、はしゃいでしまうと周りにあっ!あいつ!ビジネス初めてなんだな。と舐められてしまうので高ぶるテンションを抑えクールにビジネス席に着席した。
着席するとすぐにウェルカムドリンクとしてスクートの黄色い制服を着たスッチーがウォーターを持ってきてくれた。ビジネス席に優雅に座っているえなねこを見てスッチーもキャッ!素敵ッ!と思っているに違いないだろう。
エコノミー席の人はスッチーから見えば恋愛対象外に違いない。ワンアップ上のビジネス席、最高!
ビジネス席から後方を振り返るとエコノミー席を見渡すことができる。優先入場のビジネス席の選ばられし21人が席に着き、しばらくするとガヤガヤとエコノミー席の小市民がワイワイと席に着席し慌ただしくなり始めた。
狭そうにぎゅうぎゅうに詰められていくエコノミー席の様子を見ながら、一般庶民は大変なんだなぁ。とウェルカムウォーター片手に優雅に眺めていた。飛行機が出発し、しばらくするとエコノミー席とビジネス席の間にあるカーテンが完全に閉じた。
すると、スクートのスッチーが何やらビジネス席の前の席からメニュー表を開き順番に尋ねている。機内食までついているの?無料なの?と不安な時を過ごす。
えなねこの順番になりスッチーがメニュー表を広げ英語で尋ねてくる。英語で話す能力も、えなねこにはない。なぜなら低学歴で勉強なんてまったくしないで人生をここまで歩んできたのだから。
状況的にスッチーはメニューを選べと言っているに違いない。しかし、これは無料なのかわからない。有料っぽい気がしてならない。しかも12ドル?とか15ドルとか高いっぽい価格表示してあるし無料だと思って頼んだら有料だったなんて事になれば大変な事になる。
そんな経済能力はえなねこにはない。なぜなら、たまたまビジネスクラスのチケットを安く手にいれたガゼ野郎だからだ。
そこでメニュー表を眺めながら、スッチーにえなねこはこう言った。
イッツァ、フリー?
(it’s a free?)
スッチーは失笑しながらフリーと答えた。この言葉を発した瞬間に即座に、あっ。俺やっちまった。と気付いたが時すでに遅し。焦ったえなねこは適当にメニューを指さし注文を終えた。
ビジネス席に座り、高貴であり、優秀な人間を演じていたが英語もしゃべられないさらにはフリー?なんてマヌケな質問をしてしまいスッチーにはあっ。こいつ。英語もしゃべれないし、どっかで安くビジネス席のチケット手にいれたんだな。と完全にバレてしまったに違いない。
イッツァ、フリー?ダサすぎてこの時の様子を思いだすだけで壁に頭突きしたくなる。
そして注文したメニューがやってきた。何を注文したのが自分でもわからないがミートソースの美味しそうな匂いがする。前方のビジネス席から後方のエコノミー席にかけて、おいしそうな匂いが流れていく。
エコノミー席の人はお腹をぐっ〜っと鳴らし指をくわえながらビジネス席で優雅に食事する我々貴族を見ているに違いない。
さあ。開けてみましょう。
貴族の機内食をお見せしましょう。
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でで〜ん!
開けてみるとミートソースのイタリアンな上品な香りが漂う。きしめんのようなパスタにお肉たっぷりのミーソス。
そして、ミートソースの中には日本では見た事のない巨大なマッシュルームがこんにちわ。
これはうまい!
まさに貴族の食事!贅沢を言えばパンがあれば良かったかなと。飯を食ったらうんこがしたくなったのでトイレに向かう。
スクート航空のトイレ
トイレはビジネス席ゾーン専用に区切られたものがあり、エコノミー席の人間は使うことはできない。シャットアウトされている。
エコノミーのトイレと違いがあるのか謎だが、ゴージャスな気がしたので満足しながら、でっかいうんこを放出することができた。
スクート航空機内のコンセント状況
iPhoneの画面を見ると電池の残量が92%になっていた。バンコクには最高の状態で到着したい。そう考えているえなねこはカバンからUSBポートを取り出しiPhoneを充電しようとした。
しかし、 USBポートが見たらない!なんとコンセントでしか充電できないという時代にそぐわないポンコツ設備だったのだ。隣の外人さんは涼しい顔でコンセントを使いiPhoneを充電していた。
スクート機内座席のボタンと装備
スクート航空のビジネス席の肘掛部分に何やらボタンがあるのを発見した。右のボタンは背もたれの位置を調節することができる。
左のボタンは何なんだ!?これ以上いったい何ができるというのだ。わくわくしながらボタンを押してみた。
ウイーン!
なんと!足元から、こんなんが出て来た!背もたれを倒してさらにここに足をかけるとまるで横になって寝ているかのように身体が楽で疲れない。
さすがビジネス席である。その名の通りエコノミー症候群とは無縁の環境であった。
座席の肘掛けの右側には3つのボタンがある。一番上は暗闇でも本が読めるようにスポットライトをつけるボタンであるのはわかる。
しあkし残りのシートベルトを締めている人間が描かれたボタンは何なのかまったく見当がつかない。
押してみた。
するとカーテンの奥からスッチーがどうしました?と席まで訪ねに来た。このスイッチはスッチーを呼び出すスイッチだったのだ。
同然、用なんて何もない。てか、用があったとしても英語しゃべれないから意思疎通なんてできない。えなねこはアウアウアウアウアー!と言いながら両手を振って用がない事をゼスチャーで伝えた。
間違って呼び出しボタンを押した事を理解したスッチーはカーテンの奥に戻ってくれたが、さらに恥をかく事になってしまった。
スッチーには、おそらく格安でビジネス席を手にいれたガセ野郎だとバレてしまっていがる快適に身体の疲れなくバンコクのドンムアン空港に到着した。
やはり普段乗っているエアーアジアのエコノミー席の場合だとバンコクに到着する頃には疲れ果てていたが、今回はマジで身体の疲れはまったくと無し。むしろ回復しながらバンコクまで移動できた。
スクート航空が到着するのはドンムアン空港
タイの首都バンコクには「スワンナプーム空港」と「ドンムアン空港」2つの国際空港がある。今回、スクートを利用したのでドンムアン空港到着となる。
どちらに到着したからといって大きな違いはないので心配する必要はない。同じと考えて良い。
ドンムアン空港
日本から格安航空会社(LCC)を利用すると到着するのはドンムアン空港になる。今回スクート航空を利用したので、到着したのはドンムアン空港となった。
タイ国際航空やANAやJALといったLCC以外の航空会社を利用するとスワンナプーム空港に到着する。 [the_ad id=”13199″]
スワンナプーム空港
スワンナプーム空港は2006年9月に開港したドンムアン空港よりも新しく最新設備の整った国際空港である。
ビジネス席を格安で手にいれた経緯
タイ行きの安い航空チケットの見つけ方